現在放送中のNHK朝の連続テレビ小説『とと姉ちゃん』とフジテレビ系月9ドラマ『好きな人がいること』に出演する女優・阿部純子(23)の注目度が上昇している。
『とと姉ちゃん』では、高畑充希(24)演じるヒロインが女学校で出会う親友役に抜擢されている阿部。放送開始4週目に初登場した彼女は、主人公・小橋常子(高畑)の勉強を手助けする名家の聡明な令嬢を演じ、透き通ったような美しさをもつ正統派女優としてネットで脚光を浴びた。その後2カ月半ほど出番のない期間があったが、物語が戦後編となり、夫が戦死して実母と息子を抱える未亡人となってふたたび画面に現れると、孤独や貧困に耐える姿で視聴者に大きなインパクトを与えた。
一方、今月スタートの『好きな人がいること』では朝ドラとはイメージの異なるキャラクターを演じている。この中で阿部は、桐谷美玲(26)演じる主人公の後輩役として登場。後輩ながらも桐谷の恋の相談相手で、恋愛弱者という設定の主人公に厳しい毒舌を交えながら恋愛指南をするイマドキ女子だ。
「月9の初回に登場した際には、朝ドラの阿部さんを見ていた視聴者から驚きの声が寄せられました。朝ドラでは清貧な人物を演じていますが、月9では計算高さを感じさせる女子に扮しており、そのギャップに目を見張ったようです。また、いずれの作品でも抜群の存在感を放っていることから、ネットには『ヒロイン食い』との声まで上がっているようです。週刊誌などでも朝ドラ出演の注目女優として紹介され、抜群の透明感と幅広い演技力に称賛のコメントが寄せられています」(ネットライター)