元AKB48で女優の前田敦子(24)が4月20日にスタートする連続ドラマ『毒島ゆり子のせきらら日記』(TBS系)に主演することが決まり、毎回キスシーンがあると予告されたことでファンがざわついている。
同作は「深夜の昼ドラ」と称するドロドロ系のエンターテインメントドラマ。前田演じる主人公・毒島(ぶすじま)ゆり子は、二股もいとわない超恋愛体質の政治部記者。幼いころに父親に裏切られた経験から男性を信じることができず、常に彼氏を二人作って「片方に裏切られてももう一人の男が愛してくれる」と考えている過激な役どころだ。それにシリアスな政治の世界のドロドロや若い女性たちのリアルな恋愛観、仕事の悩みなどが盛り込まれる。
ゆり子と恋に落ちる既婚のエリート記者・小津翔太役を新井浩文(37)が務め、ゆり子と長年付き合っている恋人・幅美登里役をロックバンド「黒猫チェルシー」のボーカルで俳優の渡辺大知(25)が演じる。ゆり子はキス魔で「毎回、交際相手とのキスシーンがある予定」と予告されており、二人と何度も口づけを交わすことになりそうだ。
二股・不倫・キス魔…と「元アイドル」のイメージをブチ壊すような役柄。前田にとって女優としての新境地ともいえるが、こうなると心配なのはファンの反応。AKB時代からのファンが嘆き悲しむのではないかと思えてくる。
この点は前田も危惧しているようで「こんなにたくさんキスするのは最初で最後かもしれない。ファンの皆さんを悲しませるかもしれないけれど、自分に(演技の)変な囲いはつくりたくない。私のことを(あいさつ代わりにキスする)外国人だと思ってください」と、ファンにメッセージを送った。
ところが、意外にもネット上のファンは以下のような応援ムードになっている。
「ちょっと複雑だけどあっちゃんの演技が楽しみ」
「あっちゃんは心配してるけど今のファンは精鋭だから大丈夫(笑)」
「もうアイドルじゃなくて女優さんなんだからキスシーンくらい当然」
「あっちゃんが女優として成長するための作品なら応援したい」
「むしろキス魔のあっちゃんを見てみたい」
ここまで好意的に受け止められるのは前田にとっても驚きだろうが…。