かつて「推定Gカップ」の豊満なバストと抜群の歌唱力で世の男性たちを魅了した歌手・谷村奈南(27)の名前が久々にクローズアップされた。発売中の写真週刊誌「フライデー」(講談社)が、プロボクシング元世界2階級王者の井岡一翔選手(25)と谷村の熱愛を写真付きでスクープしたのだ。井岡選手はセレブキャラで知られるモデルのソンミ(26)と交際していたが、8日に「昨年か一昨年くらいに別れた」とスポーツ紙の取材で証言。世界3階級制覇を狙う日本ボクシング界の大スターの新恋人として谷村が浮上した格好だ。
記事では、昨年の大晦日に元世界王者との試合に勝利した井岡選手が、その足で六本木に向かってマスク姿の美女と密会。その相手が谷村だったと報じている。
谷村といえば、07年にエイベックス系のレコード会社から歌手デビューし、その抜群のスタイルが評判を呼んで瞬く間に人気アーティストの仲間入り。所属事務所のヴィジョンファクトリーが大プッシュしており、出す曲すべてがタイアップ付きという優遇ぶりだった。その甲斐あってデビュー翌年に「日本レコード大賞」の優秀作品賞を受賞するなどスタートダッシュは猛烈だったが、4枚目のシングル『If I’m not the one/SEXY SENORITA』のオリコンチャート8位を頂点にして次第に失速。2010年には極上のボディーを惜しげもなく披露した写真集を発売して盛り返すも、直後にリリースしたシングルはチャート39位という残念な結果。世間的には「おっぱいだけの歌手」などという有難くない評判が広まったことでメディアから姿を消し、2011年発売のファーストアルバムを最後にリリースも途絶えてしまった。
「歌唱力抜群でスタイルはそれ以上の逸材。事務所の強力プッシュもあって、普通なら『第二の浜崎あゆみ』『第二の倖田來未』として大ブレイクするはずだった。しかし、曲調の洋楽テイストが強すぎたためにカラオケ人気がなく、恵まれすぎているスタイルと男好きするルックスのせいもあって女性層の支持がほとんど得られなかった。女性ファンを獲得して大成功した事務所の先輩・安室奈美恵(37)とは対照的。女性ファンがつかないと歌手ではなく『アイドル』的に見られてしまいますから、アーティスト路線で売っていた彼女にとっては致命的でした。結果、歌手なのにCDよりも写真集の方が売れるようになってしまった。谷村は歌に対して非常に強い思いがあり、事務所が売り出しに見切りをつけたことも重なって音楽の勉強をするために海外に留学。その間に『あの人は今』状態になってしまった」(芸能関係者)