乃木坂46の大和里菜(20)が15日付で所属事務所「乃木坂46合同会社」との専属契約が終了し、メンバーとしての活動も終了したと16日に公式サイトで発表された。大和は同日に公式ブログで「私の事を応援してくれていたファンの皆さんに直接お話しする事が出来ず、このような形で最後になってしまうのが心残りで申し訳ない気持ちで一杯です」「本当に最後の最後まで不器用で迷惑をかけてごめんなさい」などとファンに対する謝罪を書き込んでいる。
2011年に結成された乃木坂46の1期生としてデビューした大和は、キュートな笑顔でファンに愛されていたが、今年10月に当時未成年だったにもかかわらず「週刊文春」(文藝春秋)で飲酒疑惑が報じられ、六本木のバーに入り浸っていると伝えられた。大和は11月1日に公式ブログで飲酒疑惑について謝罪したが、その前日にもバーで酔っていたと報じられ、さらにはダンスボーカルユニット「NEVA GIVE UP」の岡田鷹斗(20)と六本木の路上で抱擁している場面もスクープされた。
乃木坂といえば、同時期に人気メンバーの松村沙友理(22)の不倫スキャンダルや畠中清羅(19)のお泊り愛も報じられており、いずれも運営側から処分は発表されていなかった。だが、ここにきて大和だけが急転直下の“クビ”になってしまったようだ。
「乃木坂は大晦日のNHK『紅白歌合戦』出場が内定していましたが、未成年飲酒という事態を重く見た局側が急遽内定を取り消し、同じAKBグループのHKT48に差し替えられた。恋愛スキャンダルは個人の問題なのでスルーされたようですが、アイドルの未成年飲酒は『紅白』の新たなターゲットに子ども層を想定しているNHK側にとって無視できない問題だったためです。乃木坂は今年最大の目標として『紅白出場』を掲げていましたが、大和の飲酒でオジャンになってしまった。これによって大和はグループ内でメンバーから白い目で見られるなど立場がなくなり、飲酒騒動後も反省せずにスキャンダルを繰り返す彼女を運営側も見限った。今までAKBグループのメンバーが問題を起こして辞める場合は『活動辞退』という言葉が使われてきましたが、今回の『契約終了』という文言は非常にドライで運営側の怒りが感じられます」(芸能関係者)
大和は今月14日に法律で飲酒が認められる20歳の誕生日を迎えたばかり。もう少しお酒を我慢していればよかったのだが、背伸びしたことで『紅白』出場をフイにした代償は大きすぎるものとなってしまった。