出場内定のはずが「紅白」落選…乃木坂46がドツボにはまった理由

1128nogibingo_main.jpg※イメージ画像:『NOGIBINGO!2 DVD-BOX』VAP

 アイドルグループ・乃木坂46が、出場内定といわれていたNHK『紅白歌合戦』の選考で落選した騒動が波紋を広げている。

 乃木坂46は2011年に「AKB48の公式ライバル」として結成され、当初はパッとしなかったものの徐々に人気が沸騰。今年発売したシングル『気づいたら片想い』『夏のFree&Easy』『何度目の青空か?』の3作全てが売上50万枚を突破し、セールス面ではSKE48やNMB48を追い抜いてAKBグループ内でナンバー2の地位を獲得している。

 そんな乃木坂46は「紅白出場」を今年最大の目標に掲げており、複数のスポーツ紙で「出場内定」が報じられていた。ところが、フタを開けてみれば昨年も出場したAKB48、SKE48、NMB48に加えてHKT48の初出場が決定し、乃木坂46は急転直下の落選となった。

 この事態に最新シングルでセンターを務めた生田絵梨花(17)は、26日付の自身のブログで「紅白出場は、2014年のメンバーみんなの大きな目標だったので本当に残念です。うーん なんだろう 必死にプラスにしたいと思って10枚目頑張ってきたけど んー…」「これはきっと人生に残る悔しさ」と無念さを吐露。また、AKB48兼任メンバーでもある生駒里奈(18)は「今年は、本気で夢ではなくて現実として狙っていました。今年は乃木坂を広める為に、それを1番に頑張ってきたつもりでした。でも、そんな甘くはないですよね。トントン拍子に物事が進むわけないよね」と複雑な心中を告白した。

 ほかのメンバーも口々に悔しさを綴っており、人気メンバーの若月佑美(20)に至っては「叶わなかったことにも必然的な理由があるはずだと。今じゃない。ここじゃない。もう少し。そう神が思ったのかな」「もっと力をつけるべきだと神が言っているのかもしれない。もう少し頑張るべきだと神が言っているのかもしれない」などと独特の言葉で記し、ファンから「若月メンヘラになりかかってるじゃねーか」などと心配される状況にまでなっている。

 乃木坂46の紅白出場をめぐっては、最初に17日付の日刊スポーツが「内定」と報道。日を置いて他紙も追随し、計3紙が内定と伝えていた。1紙だけならまだしも、局関係者と強いパイプのある複数のスポーツ紙が報じたとなれば、間違いなく「内定」の情報はあったことになる。

 にもかかわらず、結果的にはシングル売上が乃木坂46の半分程度しかないHKT48が選ばれる不可解な事態となったのはなぜなのか。

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