トコショー流! 思わずジャケ買い!! エロ過ぎるAVパッケージの世界・第27回
今回のこのジャケットは、パっと見た感じ地味な印象しか受けなかった。しかし、主演の愛加あみチャンの清楚風なたたずまいがどうしても気になり手に取ってしまった。
それが『近親【無言】相姦 家の中にお父さんがいるのよ… 愛加あみ』という作品だ。ああ、また近親相姦ものかぁ。熟女ブームが飽和状態になりかけた頃から、一気に近親相姦モノが増えているような気がする。
これというのも世の中の多くの男性がセックスに対して受け身となり、アグレッシブさを失いかけている風潮のせいともいえるだろう。
「いまどきの若いモンは…」などと年寄り臭いことを言う気はないのだが、筆者の若いころは街中いたるところにセックスに飢えたオスが数多く徘徊していたものだ。かく言う筆者トコショーは、アラウンドフィフティーになった今でもセックスに飢え、年がら年中交尾のことばかり考えているのだが…。
そんなことを考えながら鑑賞スタート。落ち着いた清楚系の人妻といった役どころのあみチャン。それゆえ、ジメジメとしたしっとり粘着質なカラミが展開されることに。
まずは息子にねだられて渋々とオナニーを開始。始めは黙って見ていた息子だが、途中で辛抱たまらなくなって母親のオナニーを手伝うことに。そして高速手マンによって、見事昇天へと導かれるあみチャン。そのイき方もしっとりと抑えめ系だ。派手なアエギ声ではないが、その分リアルな感じが伝わってきて生ツバものである。
続いて、自宅の庭でこれまた息子にねだられてフェラチオ奉仕をすることになる。
これもまたじっくり静かで優しさ溢れるフェラチオであった。これもまたメチャシコである! ゆっくりとしたペースで息子の性器を頬張るあみチャン。ヌくためにフェラするのではなく、気持ち良くなってもらうためにフェラしているといった感じだ。
こ、こんなフェラなら、早漏な筆者であっても1時間くらいは発射せずにずっと快感に浸っていることができそうだ。
そして究極の見せ場は最後の挿入シーン。浴室の掃除をしている父親、そして屋外で絡み合う母親と息子。その距離わずか数メートルだ。浴室の窓が開けられているので、声を出すわけにはいかない。なので、黙々と相互愛撫を行い、黙々とピストンを行う二人。
この時のあみチャンの感じ方が実に苦し気なのだ。声を出せない分、呼吸が荒くなり、ほのかに6つに割れている腹筋がピクピクと反応しまくっているのである。
よく深夜の通販番組で見かける腹筋ベルトを彷彿とさせるくらいに筋肉が波打ち、あみチャンの苦悶に耐えているかのような顔に真実味を与えているワケだ。
そんな無言のままピストンが加速していき、静かに静かに頂点を迎い入れる二人であった。
その後ちょっとしたオチがあって終幕となる。
筆者もときどき無言セックスを楽しむことがある。ピルを飲んでいないセフレを相手に「声を出したら中で出しちゃうよ」と言葉で攻めながら生で挿入するのは、これまた格別だったりするのだ。
ああ、セックスしたい。1年365日、いつでもセックスに飢えているトコショーなのであった。
(文=所沢ショーイチ)