今年4月から放送されているTBS系バラエティ『水曜日のダウンタウン』が視聴率で好調な結果を出している。放送開始当初こそ一桁台が続いていたものの、8月の末から継続的に二桁を記録すると、10月には同時間帯(22時台)でトップの常連である『報道ステーション』(テレビ朝日系)に勝る日もあるなど勢いは本物のよう。芸人たちが独自の“説”を持ち寄り、それを実際に検証するという内容で人気を集める同番組。5日の放送回では、ケンドーコバヤシ(42)が披露した「マンガのあるある成功率0%説」がネット上で「エロい」と話題になっており、規制の厳しくなった近年のバラエティでは珍しい現象を巻き起こしている。
コバヤシが唱えた説は、よくマンガの中で見かける「女性の裸を見て鼻血を出すシーン」は現実にはありえないというもので、童貞男子の前に座る美女が、一瞬目を離した隙に突如裸になり、それを見たら鼻血は出るのかが検証された。そんな内容のVTRでは、以前番組に登場した童貞の一般男性の前に人気AV女優の天使もえ(あまつかもえ/20)がスタンバイし、男性の視線がそれるのを待つことに。鼻血が出やすいようにとピーナッツやチョコレートを食べる男性と素早く衣服を脱ぐ準備をする天使。ようやく男性の目線が下に向けられると、天使はそそくさとボタンを外し、そのスレンダーなボディを露わにした。
もちろん画面に映されたのはバックショットだけだが、服を脱ぐ様子やハミ乳が確認できるシーンは刺激的で、「エロい」「羨ましすぎ」「天使もえ可愛いな」といった声が寄せられた。わずかな時間ではあったが、22時台のバラエティ番組でセクシー女優が素肌を見せたことに多くの視聴者は興奮を覚えたようだ。その一方で「やりすぎ」「過剰演出だろ」「くだらない」などのコメントも見られるが、オリジナリティある企画は総じて面白いと好評の様子。ちなみに、天使の裸を目にした男性のリアクションは、とにかく戸惑うという非常に素朴なもので鼻血が出ることはなかった。