さまざまな経歴や肩書きを持ったAV女優がいるが、2014年9月10日にリリースした『渋谷美希がご奉仕しちゃう超最新やみつきエステ』でプレステージ専属女優となった渋谷美希は、国家資格である柔道整復師の資格を持つ変わり種。しかも今時のギャル然とした華やかなルックスながらも、父親の経営する治療院で施術を行うという二足のわらじを履いた現役の柔整師だ。
10月1日には早くもプレステージ第2弾となる『新・絶対的美少女、お貸しします。 ACT.28』を世に送り出す彼女の素顔に迫った。
――プレステージに移籍したばかりですが、撮影でメーカーの特色って何か感じましたか。
「現場はアットホームな雰囲気なんですけど、撮りたい内容を具体的に教えてくれるのでやりやすいですね。そもそも私がプレステージの専属になれるなんて、可愛い子がいっぱいいるからいまだに信じられないです。マネージャーから専属に決まったと聞いた時も『何で？』ってビックリしたぐらいで（笑）」
――AVデビューの時から現役柔道整復師という異色の肩書きを前面に押し出していましたけど、どういうキッカケで、そんな渋い職業を選んだんですか。
「親の勧めで高校卒業後に専門学校に通って資格を取ったんですけど、最初は嫌でしたね。本当は保健室の先生になりたかったんですよ」
――保健室の先生限定ですか（笑）。
「中学時代の保健室の先生が大好きで、毎日のように顔を出してお世話になったんです」
――確かに昼休みになると保健室に入り浸る女子っていましたよね。
「当時、40歳前後の先生だったんですけどお母さんみたいな存在で、恋愛相談とかをすると良いアドバイスをくれるんです。だから私もそういう先生になりたかったんですけど、親に言ったら反対されて」
――マジメに専門学校には通っていたんですか。
「ちゃんと通っていた気がする……。3年制だったんですけど、かなり授業内容が難しくて。筋肉とか血管の名称を全て覚えなきゃいけないんですよ～」
――今も覚えていますか。
「たぶん……」
――まあ深くは聞かないようにしましょう（笑）。今も治療院に出勤しているんですよね。
「週に3回は入っています」
――患者さんの年齢層ってどんな感じなんですか。
「メインはお年寄りなんですけど、最近は高校生の男の子も来ますね」
――まさに保健室の先生状態じゃないですか！
「でも高校生は話してくれないですね（笑）」
――確かに治療院に行って渋谷さんみたいな若いキラキラした女性がいたら緊張しますよ。どっちが施術は大変なんですか。
「やっぱり若い方のほうが強くやらないといけないですね。お年寄りは大袈裟に言うと触ってあげる程度でいいんです」
――あんまり強くやると壊れちゃいますからね。
「そうそう（笑）」
