「どうもはじめまして、かりんです(中略)かりんさんAVというモデルさんにとても興味があってじぶんもやりたいなーっておもっちゃったのです」
そんな書き出しから始まるブログで、AV女優になる決意を語り、所属プロダクション探しから始まり、事務所面接、メーカー面接、そして願いが叶い専属単体としてデビュー。そして、AV女優になってからの日々を綴っている女の子がいる。それが舞園かりん(まいぞの・かりん)だ。
そんな舞園かりんに興味をお持ちになった方は、まずは彼女の公式ブログ「処女でもAV女優になれますか?」をチェックしていただきたい。また彼女のデビュー作『ウブなのにパイパンでスパンキング好き AV女優になりたくて神戸から応募してきたタメ語のお嬢様が処女喪失デビュー』を見たいと思った方はもちろんだが、すでにデビュー作を見た方でブログをまだ見ていないという方なら、要チェックだ。
ここを見ていただければ、処女であった舞園かりんという女の子がAVデビューするに至った経緯が全て分かるとともに、今だ真正ロリータ系と言えるオカッパな純朴系美少女ながら、中学生や高校生だった時の彼女の姿も見られる。さらにこのブログには、処女だった彼女の素朴なセックスについての疑問なども書かれていれば、面接に行った事務所で「AV女優になるなら…」とロスト・ヴァージンさせられそうになった話なども赤裸々に書かれている。
エロ業界に携わって約25年、エロ出版社を離れAVウオッチャーとなってからも20年程になる筆者も、このようにデビュー前からの自分をさらけ出しAV女優になったという女の子を見たのは初めて。もちろん、舞園かりんのデビュー作『ウブなのにパイパンでスパンキング好き AV女優になりたくて神戸から応募してきたタメ語のお嬢様が処女喪失デビュー』も、まさにそんなキャラが立っている。
微笑み症候群とも言えそうなほど、常に笑顔を浮かべ明るく元気にしゃべる彼女が、下半身を露わにした男優が登場した途端に目をそらして突如固まる。その後、恥じらいの初脱ぎで、美乳スレンダーで桃尻を披露したかと思えば、なんと、処女なのに「私には似合わないと思って剃っちゃいました」というパイパンな裸体で、顔を真っ赤にしながら初フェラ。肉厚でモリマンな股間をクンニされてピクピクと痙攣し、恥ずかしいとさらに笑ってしまうのか笑顔を浮かべながら、正常位、騎乗位、バックと体位を変えてハメられる。息も絶え絶えに胸射され、「気持ち良くなって…」と感想を漏らす姿は、ロリ好きなら10年に1回の絶景といっても過言ではない。
ただし、舞園かりんのデビュー作1発目のカラミは、ロスト・ヴァージン・ファックではない。彼女はスタジオでカラミを撮影する前に、処女喪失のカラミを別途撮影しており、作品ではそれが2発目のカラミとして収録されている。こちらでは痛みに耐え、股間には血を滲ます姿が映し出される。
さらに彼女は、途中挫折した女子校生時代、その時の相手にされたことで目覚めたという“叩かれたい願望”の持ち主。スパンキングはもちろん、手首拘束やディープスロートもさせられ、初顔射もされる3発目のライトSM系制服ファックなど、見所に事欠かない。
その他にも、オナニーすらしたことがない彼女の、チャレンジ自慰とジタバタ逃げ出す電マ責めがあって、これがまたエロいというかオモシロ過ぎたりする(笑)。
異例のスタンスでデビューし、作品でもその独特のキャラで引きつける舞園かりん。SNSも駆使してセルフディレクションする次世代のAV女優とも思える“セルディレ女優・舞園かりん”を、アナタも是非その端緒からチェックしてみてはいかがだろうか。
(文=浅見光弘)
浅見光弘・プロフィール
果物系と呼ばれた古式ゆかしき某AV情報誌編集者として業界に携わり、ゆえあって今やひきこもり系ライターになっちゃいました…。