剛力彩芽、新ドラマ大健闘で“低視聴率女王”を返上か

剛力彩芽、新ドラマ大健闘で低視聴率女王を返上かの画像1※イメージ画像:テレビ朝日系『私の嫌いな探偵』番組サイトより

 1月17日にスタートした、剛力彩芽と玉木宏が共演しているドラマ『私の嫌いな探偵』(テレビ朝日系)。同作はドラマ化もされた人気ミステリー『謎解きはディナーのあとで』(小学館)などで知られる作家・東川篤哉の原作を映像化したもの。剛力彩芽がミステリーマニアの女子大生にしてビルオーナーの二宮朱美を、玉木は朱美が所有するビルに事務所を構える探偵・鵜飼杜夫を演じている。

 同ドラマの初回視聴率は10.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。金曜日の23時台という時間帯にもかかわらず、2ケタをマークしたことでネット上では「剛力の代表作ができた」「めごっち、やったな!」などの声が上がっている。今クールは“月9”の『失恋ショコラティエ』(フジテレビ系)が初回視聴率14.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と低調なスタートを切っており、三浦春馬主演の『僕のいた時間』(フジテレビ系)は第2話で9.4%と1ケタ台に落ち込んでいるだけに、同ドラマの健闘が目立っているようだ。

「剛力といえば、昨年の主演ドラマ『ビブリア古書堂の事件手帖』(フジテレビ系)の最終回視聴率が8.1%で月9史上最低記録を更新し、前クールの出演作『クロコーチ』(TBS系)も平均視聴率9.6%(ともにビデオリサーチ調べ、関東地区)で打ち切りも噂されるほどでしたからね。一時は『低視聴率女王』とも呼ばれていましたが、『クロコーチ』は『おもしろいのに数字はついてこないんだな』『剛力がいい味出してる』という声も上がっていました。今回の『私の嫌いな探偵』でも、コミカルな演技で事件に首をツッコミたがる女子大生を好演しており、コメディエンヌとして新たな顔を見せてくれそうです」(芸能ライター)

 一部では、同ドラマが低視聴率だった際に剛力が“戦犯扱い”されるのを避けるため、事務所が『剛力は主演ではなく、あくまで玉木との共演』と強調するなど、神経を尖らせているともいわれていた。それだけに、好調な滑り出しには一安心というところだろう。

 ただし、不安要素もあるようだ。同ドラマでは、剛力の2ndシングル「あなたの100の嫌いなところ」が主題歌として使用されているが、そのジャケットが「ダサすぎる」と一部で話題になっている。

「1960年代を意識したというファッションなのですが、剛力はショッキングピンクの七分丈セーターにテカテカ素材のスカート姿で、キツめのメイクも相まってド派手なデザインになっています。デビューシングル『友達より大事な人』のジャケットも『色合いやフォントなどがバラバラ』と一部で酷評されていましたが、今回もある意味でかなりインパクトのある仕上がりですね(笑)。もちろん“あえて”なのでしょうが。『あなたの100の嫌いなところ』というタイトルも、ネット上で何かと“炎上”することも多い剛力だけに『開き直ったのか』との声も上がっています」(同)

 デビュー曲では、MVで披露したプロペラダンスがAKB48の峯岸みなみにマネされたことで話題になったが、剛力は「今回も踊ります!」と2ndシングルのMVでも踊るシーンがあることを明かしている。さらに、ドラマの中でも剛力演じる朱美がダンスを披露するシーンがあるようで、次回予告ではプロペラダンスらしき動きをする姿も映っていた。ネット上を賑わせた剛力のダンスが再びドラマ内で披露されることで、さらなる視聴率アップにつながるだろうか。
(文=津本ひろとし)

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