タレントの神田うの(38)が3日に自身がデザインを手掛けるウエディングドレスブランド「シェーナ・ドゥーノ」の新作発表会に出席し、一部週刊誌で報じられた離婚危機について「離婚する気は全くありません。離婚届も見たことがありません」と完全否定した。
先月発売の「週刊文春」(文藝春秋)では、今年8月ごろから夫婦関係が悪化し、夫のパチンコ関連会社社長・西村拓郎氏(43)が親しい知人に「もうすぐ独身に戻るから」と漏らしていると伝えられていた。うのは両親のいる実家に帰ることが多くなり、事実上の別居状態で西村氏は六本木のキャバクラなどで毎回60~70万円を使うヤケクソのような遊び方をしているとされている。
この報道に対し、うのは「離婚する気はないのに、喧嘩をすると口癖のように『離婚する』と騒いでしまう」と互いに離婚を口走ったことは事実と認めながらも、その意思はないと名言。売り言葉に買い言葉くらいのものでしかなく「それを鵜呑みにする人ってアホじゃないですか」と弁明した。
また、西村氏の夜遊びに関しても「シャンパンを開ければ60万くらいいきますよ」と夫のクラブ通いと豪遊ぶりを認めながら「私たちは財布を別にしていますから、カレが何にいくら使おうと知ったこっちゃない。夜遊びは結婚前から。私も遊んでますよ」と動じず。夫婦円満ぶりもアピールしており、会見では第二子の話題で「来年の誕生日を過ぎたらと考えています」と子作り宣言。さらには「こんなに飽きない男性はカレ(西村氏)が初めて。じゃじゃ馬だけどよろしくお願いします」とオノロケまで飛び出した。
離婚危機については真っ向から否定したうのだが、あまりに露骨な釈明がかえって怪しいという声も一部で上がっている。結婚からうのはブログで「ハニーちゃん」と西村氏のことを呼んでいたが、最近は「パパ」「主人」といった素っ気ない呼び方になっていた。ところが、離婚報道が出ると急に「ハニーちゃん」という呼び方が復活し、西村氏と腕を組んで寄り添っている写真を掲載。今月2日にも、西村氏と散歩したことをブログで報告するなど、夫婦円満ぶりをアピール。しかし、あからさますぎるとして「わざとらしい」「離婚報道を気にしてるのがミエミエ」などといった疑惑の声も上がっている。
「実際、夫婦関係は冷めきっているようです。結婚当初から、うのは新居と実家を行き来する『行ったり来たり婚』を約束していたといいますが、ただでさえ西村氏は会社経営で忙しく、うのもファッション系のサイドビジネスに力を入れているのに、そんな生活ですれ違いが起きない方がおかしい。それでも離婚を全力で否定しているのは、うのに別れたくない理由があるからです」(芸能関係者)
物議を醸すほどの思い切った発言をワイドショーなどで連発しているうのであれば、仮面夫婦のような中途半端なことはせず、離婚を決断する方が「らしい」ように思える。それなのに別れようとしないのはナゼなのか。
「うのは夫婦のサイフは別にしていると言っていましたが、実際は西村氏が生活に掛かるお金を全て負担している。うのは贅沢三昧の生活をしていても一銭も使うことなく、サイドビジネスで稼いだお金は自分のフトコロに入れられます。うのは『ママタレ界のボス』という地位にもついていますが、これも夫の莫大な資金力や政財界への影響力があってこそ。そんな優雅な生活を捨ててまで離婚することにメリットを感じないのは当然でしょう。また、最近のうのはウエディング事業に最も注力しており、これは本人が離婚したらイメージ的に成り立たないビジネス。少なくとも、ウエディング事業を続けている限りは離婚どころか、不仲報道すらも認めないでしょうね」(前同)
一部報道では、西村氏にも離婚を簡単に決断できない要因があると報じられている。うのと結婚時に交わした「契約書」に、一方的に離婚を切りだしたり離婚の原因が浮気だった場合、莫大な慰謝料を請求されることが明記されているというのだ。年商1500億円といわれる億万長者の西村氏が躊躇するほどだというのだから、とんでもない額であることは想像に難くない。
うのは「ケンカした時の口癖」と切って捨てていたが、西村氏が口にした「独身に戻る」という言葉は離婚したくてもできないカレの心の叫びだったのかも…。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)