俳優の綾野剛(31)が、人気コミックを原作にした来年1月スタートの連続ドラマ『S-最後の警官-』(TBS系)に出演することが発表された。警視庁特殊部隊を題材にしており、綾野は舞台随一のスナイパーを演じ、主人公役の向井理(31)とはドラマ初共演となる。昨今の綾野の売れっ子ぶりは凄まじく、6月に終了した連ドラ『空飛ぶ広報室』(TBS系)の好演も記憶に新しいが、映画でも現在公開中の『ガッチャマン』『夏の終り』に出演。来年春にも2本の出演映画が控えている。露出増に伴って女性人気もウナギ上りの綾野だが、意外にも“要注意人物”として敬遠している女優が多いという。
綾野といえば、何度も破局説が流れながらも3年近く戸田恵梨香(25)と交際し、結婚の噂まであったが今年に入って完全に別れてしまった。以後はドラマで共演した芹那(28)と急接近したと報じられたり、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』でブレイクした橋本愛(17)とのカフェデートがスクープされたりと、モテ男ぶりが伝えられている。
にもかかわらず、なぜ女優陣から避けられているという話が出てくるのか。
「綾野に“女グセが悪い”というイメージがついてしまったことが原因です。橋本との交際は双方の事務所に反対され、すぐに別れさせられましたが、直後に今度は『空飛ぶ広報室』で共演した新垣結衣(25)に猛アタック。頻繁にデートに誘ったり、休憩時間に新垣に付きまとったりして、スタッフの間でも『絶対にガッキーを狙ってるよね』と話題になっていた。しかし、当の新垣は人見知りタイプで急激に距離を詰めてこられるのが苦手。最終的に新垣は綾野の誘いに乗るどころか彼のことが苦手になり、これが事務所にも知られることになって『共演NG』にまでなったようです」(芸能関係者)
不思議キャラが持ち味の綾野だが、複数の共演者から「距離感が近い」と評され、急激に接近してくるタイプだといわれている。それが災いしたのか、新垣だけでなく他の女優や事務所からも要注意人物扱いされているという。
「ガッキーの件や橋本とのデート報道があったこともあり、若手女優を抱えている事務所の中には『綾野を近付けさせるな』とスタッフに通達しているところもある。実際に綾野が共演した女優と急激に仲良くなろうとするのは業界では有名ですからね。下心があってのことなのか、単に距離感が人と違うのか見分けにくいのですが、綾野が現在フリーということもあって女優からは警戒されていますね」(前同)
もともと女性からは人気が高い綾野だが、交際報道が相次いだこともあって「女グセが悪い」というイメージが定着しつつあるようだ。14歳年下の橋本にまで手を出したことで「若くて可愛ければ誰でもいいのか」といった批判も起きている。このイメージが完全に浸透してしまったら、いくら人気があっても「共演してくれる女優がいない」なんて事態になる可能性もありそうだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)