※イメージ画像:『JKT48 Heavy Rotation 1stAlbum』著：JKT48／HITS RECORDS今夏開催の「真夏の5大ドームツアー」で篠田麻里子（27）、板野友美（22）、秋元才加（25）ら人気メンバーが卒業するなど、急激に世代交代が進みつつあるAKBグループ。当然ながら周辺から「人気を維持することができるのか」との声も聞かれ、今後を不安視するものも多い。AKBは国内外にSKE48、JKT48などの姉妹グループがあるが、AKB48という屋台骨が揺らぐことになれば、グループ全体が瓦解する事もありえるだろう。まさに今後を占う大切な時期であるAKBだが、ここに来て姉妹グループから恋愛沙汰での脱退騒動が勃発し、さらに男性とのベッドイン写真が流出するという非常事態が発生している。
今回、恋愛がらみでの脱退疑惑が浮上したのは、インドネシア・ジャカルタに設立されたJKT48のメンバーで、チームKIIIに所属するインタル・プトゥリ・カリーナ（16、以下カリーナ）と研究生のアニサ・アティア（16、以下アニサ）のふたり。JKTの公式ブログでは、9月9日に両名からメンバーとしての自覚に欠ける行動をとったとして辞退の申し出があり、各個人の考えを尊重し、グループから離脱を認めたと発表されていた。
「プライベートで利用していたTwitterのアカウントが発見され、男性と交際していることが発覚し、グループを“辞退”したようです。アニサに至っては、彼女と思われる女性が男性の胸に頬を寄せ、まるでベッドインしているような写真までネットに流出しています。恋愛沙汰で即脱退というのは、今までの運営側の対応からすれば厳しい処分ですが、仲川遥香がJKに専任することを発表し、JKT一期生として活動していた野澤玲奈が9月からAKB48チームK所属が決定されるなど、日本でも注目を集め始めていますから、大きく騒がれる前に問題を処理することにしたのではないでしょうか」（アイドルライター）
Twitterから交際情報が漏れて運営から切られるという一連の流れは、AKB48の1期生・平嶋夏海と3期生・米沢瑠美の騒動を彷彿とさせるが、海外ではまだまだ問題となりそうな火種がくすぶっているという。
「今回はJKTで脱退騒動が起こりましたが、同じく海外グループであるSNH48もエースと目される宮澤佐江に恋愛スキャンダルが持ち上がり、ほかにも『正規メンバーたちが運営に不満を持ち脱退しそうになっている』『メンバーの飲酒がバレてクビになりそう』などさまざまなウワサがかけめぐり順調とは言いがたいです。海外である以上、日本とは違った文化があり、すべてが悪いとは言えないのでしょうが、AKBグループとして活動する上で、守るべき明確な規律を作る時期なのかもしれません。これまでのようにメンバーによって脱退、左遷、謹慎など処罰が違う曖昧な基準しかないのであれば、不満が噴出することは目に見えています」（前出・同）
人気メンバーたちの卒業という不安定な時期にこそ、若手や姉妹グループらにはピンチをチャンスに変えるべく尽力し、彼女らの抜けた穴を埋める獅子奮迅の活躍が求められるはずだ。そのためにも、まずはグループ全体で決定した規律の元、一枚岩になることが求められると思うのだが…。
（文＝木嶋陽介）
