悲劇のヒーロー!? 妻を寝取られた中村昌也が離婚ネタでブレイクか

nakamura0820main.jpg※イメージ画像:中村昌也オフィシャルブログ「俺からみた風景」より

 5月20日に元・モーニング娘。矢口真里(30)との約1年間という短い結婚生活に終止符を打った中村昌也(27)。離婚後レギュラー番組を降板した矢口とは違い、レギュラー出演する『PON!』(日本テレビ系)で謝罪報告をした中村に好印象を持った人も多く、中村のブログには「頑張ってください」など読者からの励ましのコメントが数多く寄せられ続けている。

 矢口が間男を自宅に呼び込んでの不倫が離婚の原因だったこともあり、世論は嫁を寝取られた中村の味方のようだ。いまだメディアに姿を見せない矢口は、1億円あるとも報じられた資産を武器に、母親に発泡酒やビールの缶、果てはA5ランクの近江牛などの食料をマンションに運ばせ“籠城”を決め込んでいる。そんな矢口とは対照的に、中村は“寝取られ離婚”を使いメディア露出を増やすべく手を打ち始めているようだ。

 中村は、15日に『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)に出演し、矢口の浮気後に住み始めたというコンクリート打ちっぱなしのオシャレな自宅を公開した。紹介VTRの中では「3年ぶりの一人暮らしで、洗濯の仕方が分からなかった」「今まで(矢口に)助けられてたんだな」と元パートナーへ感謝を述べ、また最近購入した5万6,000円の食器棚を紹介。離婚時に家具の分配はあったものの「食器はほとんど持ってこなかった」「新しく買っても、ペアで買うクセがついている」と自虐的にコメントするとスタジオから「カワイソー」と声があがった。VTR紹介後にヤジを飛したFUJIWARAの藤本に対し、中村は「(木下との)離婚騒動が出てた!」と応戦すると、「予定より早く家に帰ったりしませんので、僕は大丈夫です」と藤本が皮肉り、スタジオが笑いの渦に包まれる場面もあった。

「おっかなびっくり触れられるだけだった中村の離婚ネタですが、ここまで面白おかしく取り上げてもらえれば、今後はどんな番組のMCもイジりやすくなったのではないでしょうか。今まで離婚の詳細は周囲の伝聞でしか知ることができなかったため、当事者の口から語られるとなれば需要は十分あります。今後も、“トークに離婚ネタを組み込む”という条件付きならば、中村はバラエティ番組からオファーされるでしょうね。一方の矢口ですが、離婚の事実が風化するまで“籠城”するつもり、とも言われているので、中村が離婚ネタを使い続ける限り、彼女がメディアに登場することはないでしょうね」(芸能ライター)

 先日、マツコ・デラックスは『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日系)で、矢口の不倫騒動に対し「(矢口が)『奔放に生きて何が悪いんですか?』ってもしスグに言っちゃえば、CMとかは出れなくなるかも知れないし、出れる番組は減るかも知れないけど、あたし、一定数の支持者はいたはずだと思うのよ」と発言している。確かに矢口の対応ミスがこの騒動をひとり歩きさせた感は否めない。そんな中“寝取られ離婚”を面白おかしくネタに昇華させることでバラエティに活路を見出した悲劇のヒーロー・中村。結婚していたころには、「基本的には嫁のヒモ的存在」とバラエティ番組で言われ、自身も「ヒモ臭ぷんぷんしている」と話すなど、“格差婚”であることを自他ともに認めていたが、皮肉にも離婚をきっかけに芸能界での地位は逆転しつつあるのかもしれない。もちろん、いつまでも離婚ネタを引っ張り続けるワケにもいかないだろうが…。
(文=本山文七)

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