『ガリレオ』高視聴率の陰で柴咲コウ&吉高由里子の因縁バトルが再発!?

garireo0517main.jpg※イメージ画像:フジテレビ系『ガリレオ』
公式HPより

 初回から4週連続で視聴率20%超えを果たすなど、今クールのドラマでトップを独走している『ガリレオ』(フジテレビ系)。13日に放送された第5回は20%には届かなかったものの、平均視聴率17.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で高視聴率をキープした。6月公開の映画版『真夏の方程式』に向けても、今後の展開が気になるところだ。

 放送前にはヒロインの座をめぐって柴咲コウと吉高由里子が犬猿の仲になり、柴咲が「あの子、枕よ」と口走ったともいわれ、それを伝え聞いた吉高も大激怒。「ヤツ、イカれてるよ」と吐き捨てたという穏やかではない話も伝えられていた。ドラマの前シリーズや前作の映画『容疑者Xの献身』で福山雅治のパートナーを務めた柴咲が降板した理由は、『真夏の方程式』にゲストで出演予定の織田裕二との確執という説などがあったが、真偽は不明。一説には女優業に興味を失っており、今シリーズでは主題歌起用によって手打ちになったともいわれている。

 始まってみると、予想通りの好視聴率をマークしている同ドラマ。新ヒロインとなった吉高も福山とは下ネタトークで打ち解けているようで、飲み会の席で「よかったよ…おっぱいが」「私のおっぱい、いいでしょ!?」と、吉高がヌードを披露した映画『蛇にピアス』についてエロ目線で語っていることなども伝えられていた。

 一見、順風満帆に見える『ガリレオ』だが、その陰では柴咲と吉高のバトルが再発しているようだ。現在発売中の「週刊実話」(日本ジャーナル出版)によると、柴咲が同作への復帰をスタッフや福山サイドに働きかけているようで、それを伝え聞いた吉高が激昂。柴咲はわがままで降りたと聞いている吉高にしてみれば、視聴率が好調だから復帰したいというふうに聞こえたようで「ありえない」と理解できないようだ。しかし、前シリーズの視聴者からは柴咲を支持する声もネット上で上がっているため、フジテレビは急遽柴咲の再登場シーンを検討。最終話で登場させるサプライズ演出や、内定したシーズン3への出演を調整し始めたという。

「柴咲コウが演じていた内海薫は、福山演じる湯川学にときには厳しい言葉をかけながらも、女性らしいかわいげのあるキャラでしたが、吉高演じる新人刑事は『ギャーギャーしすぎ』『うるさいし、いつもイライラしている感じ』と一部で不評を買っています。さらに、今シリーズは『トリックが稚拙』『謎解きがイマイチ』といったストーリー上の“ガッカリポイント”を指摘する声も多く、5話目で視聴率が下がったのもそれが一因ともいわれています。柴咲の役は現在アメリカに研修に行っているという設定ですが、最終話では登場しないまでも『日本に帰ってくることになった』と再登場を匂わすぐらいの演出はあるかもしれませんね」(芸能ライター)

 フジテレビといえば、先日次期社長に亀山千広常務を昇格する人事を発表したばかり。6月に開催される株主総会とその後の取締役会で正式決定するようだが、亀山氏は大人気シリーズ『踊る大捜査線』の総合プロデューサーとして知られ、ドラマを映画化する手法でヒットを連発した人物だ。

「それだけに、今後は局をあげてドラマを中心としたコンテンツ強化を目指す方向に舵を切るでしょうね。フジは一昨年に7年続いた年間視聴率3冠の座を日本テレビに奪われ、昨年はさらにテレビ朝日にも抜かれて全時間帯で3位に後退。亀山体制で一気に反抗ムードを醸成したいところでしょうから、いまやお宝コンテンツとなった『ガリレオ』にも当然力を入れるでしょう。不仲が定説になった柴咲と吉高をダブル出演させるなどして、話題づくりや高視聴率を狙いたいはずです」(同)

 裏事情だけでも「実におもしろい」と言いたくなる『ガリレオ』だが、実際のところはどうなるのだろうか。ドラマの最終話に柴咲の再登場はあるのか、さらにはシーズン3のキャスティングなど、その動向から目が離せそうにない。

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