一昨年、夫婦の不協和音が報じられたのを皮切りに、別居の事実やダブル不倫疑惑などさまざまなウワサが流れた益若つばさと梅田直樹が、ついに離婚を発表した。慰謝料や養育費、4歳の子どもの親権については明言していないが、スポーツ紙では親権は益若が持つこと、また梅田は益若に財産分与を要求し、2,000~3,000万円で合意したと伝えている。
その後、父親である梅田が育児に非協力的であったことや、彼の不真面目な仕事態度を指摘する報道があり、メディアは益若に同情的だ。しかし“悪者扱い”の梅田が、益若から数千万もの財産分与を受けるというのは実に不可解で、「大金を支払う代わりに、夫婦時代の暴露話や離婚過程の話を一切しない、と口止めされていることは間違いない」(週刊誌記者)という。離婚を機に芸能界を引退した梅田はTwitterで『どちらかと言えば僕は全てをお話してさしあげたいのですが…まぁ大人の事情なので察してください。真実は全て墓場に持っていきます』と含みを持たせた発言もしている。では、そこまでして益若が口止めしたかった“事情”とは一体何だったのか。
益若は一昨年3月に長男を連れて家族3人で住んでいたマンションを離れ、渋谷区内の月家賃130万円の超高級マンションで暮らしている。その頃から、10代~20代後半の女性向けECサイトを運営する会社のイケメン社長・A氏と「公私ともに親しくしている」とささやかれていた。A氏は梅田とも友人関係にあったはずで、またA氏自身も妻帯者であったため、益若が彼と男女の関係を結んでいたとしたら大きなスキャンダルでタレント生命の危機だ。また、A氏とは別に、益若にはジャニーズアイドル・NEWSの手越祐也とも交際していたのではないかとまことしやかに言われている。しかしこの熱愛説は、一昨年の夏に益若と手越によく似たカップルを見た一般人がTwitterで「二人がデートしている」とつぶやいた内容が一人歩きしたもので、信憑性は薄そうだ。
「ともあれ、離婚に至るまでにそうした男関係のいざこざがなかったとは言い切れない。別れた後に梅田があれこれ暴露したら、高岡蒼佑・宮崎あおいカップルのような泥沼離婚のイメージがついてしまい、仕事上大ダメージです。宮崎はV6岡田准一との不倫をバラされましたが、幸いにしてテレビタレントではなく女優であるため、多少イヤらしいイメージがついても仕事がある。しかし益若の場合は完全にイメージが最重要のタレント。“益若つばさ”というブランドがあるから彼女に憧れて商品を購入する女性が存在し、数百億もの経済効果を生む。今後の仕事のためにも、何としても梅田には黙っていてもらわなければなりません」(芸能記者)
07年に妊娠・結婚した益若と梅田だったが、実は梅田はすでに08年にギャル系ファッション誌『Cawaii!』(主婦の友社、現在は休刊)で妻への不満を漏らしていた。いわく、梅田は益若に専業主婦になることを望み、ごく一般的な家庭を築きたいと考えていたが、産後すぐにタレント活動を開始した彼女があまりに多忙ゆえ、完全にすれ違いの生活を送っているという内容だった。確かに結婚を発表した『Popteen』(角川春樹事務所)誌上でも、「梅しゃんは亭主関白」と無邪気に語り、モデル業を引退すると明かしていた益若。だが出産を経て、テレビに雑誌に化粧品プロデュースと、読者モデル時代以上に大車輪の活躍を見せていることは周知の通りだ。この頃からもう、結婚生活は破綻していたのかもしれない。
益若は自身のブログで「やましいことは何もない」と記し、「彼の事はどうか今後も温かくそっと見守ってください」と夫を気遣う余裕を見せている。一方の梅田はブログを終了し、Twitterでも「こじんまりと生きていきたい」と、もはや離婚について語る気はなさそうだ。ファンにとっても多くの疑問が残る有名カップルの離婚劇だが、真実が明かされる日はもう来ないのかもしれない。