今年5月に、モデル・冨永愛(30)と料理研究家の園山真希絵(34)の“美女”二人と同時交際していたとして、大バッシングを受けるハメになった塩谷瞬(30)。騒動のきっかけとなったのは、塩谷が冨永との深夜デートを「フライデー」(講談社)に撮られ、双方ともに交際を認めていたものの、園山が「私も塩谷さんと『結婚しよう』と話していたのに」とカミングアウトしたことによるもの。これを機に園山は一気にタレントとしての知名度を上げ、食材を斬新に利用した独創的すぎる創作料理も話題となった。また、冨永もメディア露出が増え、バラエティ番組にも進出。『いきなり!黄金伝説。』(テレビ朝日系)では無人島生活にも挑戦した。結局、“二股男”のレッテルを貼られた塩谷だけがバッシングを受け、マスコミのカメラに向かい号泣しながら謝罪したこともあって、女々しい男のイメージまでついてしまった。
あれから半年。相変わらず塩谷にCMやテレビドラマの仕事はないが、8~9月には蜷川幸雄演出の舞台でシェイクスピアの悲劇『トロイラスとクレシダ』に出演、来年1月には二股騒動前に撮影済みだった主演映画も公開予定だ。
「9月放送のバラエティ『そこまでやるかマン!』(日本テレビ系)にも出演していましたよ。スタジオのひな壇ゲストではなくて、ロケで命がけのアクションにチャレンジするという危険な役をこなしました。走る車のボンネットに乗り、命綱もつけずに炎の壁をつきぬけるというあまりに危ない難役でした。ゴールデンなのに視聴率は一桁で、あまり話題にもならなかったんですけどね……。でも今の彼は『なんでもやります!』という感じで、腰の低い青年ですよ」(民放局関係者)
また、コンビニスイーツの販売元とコラボレーションして「塩谷瞬の烏龍茶黒ダブルシュー」「塩谷瞬のなめらかプリン」などを商品化。11月11日には、日本メディア協議会が新たに設立した「ゴールデン・バード賞」なる賞を受賞。これは「1年を通じてメディアで活躍した、もしくは、今後活躍を期待されるであろう著名人、文化人に贈られる名誉ある賞」だそうである。急激なバッシングが終幕し、徐々に役者・タレントとしての活動が元の軌道に乗っているように見える塩谷だが、だからこその“油断”があるのだろうか、涙の謝罪をアッサリ忘れたかのように今も“日替わりデート”生活を送っているという。しかもその女性たちだけでは飽き足らず、合コン乱痴気騒ぎまで繰り広げているというのだからアッパレの性豪ぶりだ。
塩谷が二人の年上女性とそれぞれ親しくしているとスッパ抜いたのは、発売中の「週刊女性」(主婦と生活社)10月後半のある日、40代後半の女社長が運転する黒いベンツに乗り込んだ塩谷は、渋谷で買い物をして高級中華料理店で食事。その女性とはパーティーの場で知り合い、親しくなったという。しかしその翌日、今度は別の30代女性と都内劇場で観劇を楽しんだ塩谷。その後は彼女と焼鳥屋のカウンターで長らく話し込んでいたそうだ。どちらも年上女性だが、塩谷の甘いマスクと頼りなさげな雰囲気が彼女たちの庇護欲をソソるのだろうか。
奇しくも先週発売の「女性セブン」(小学館)でも、塩谷の近況が伝えられている。都内繁華街のある焼肉店の半個室で、4対4の合コンが開催され、塩谷も遅れてその席に参加したという。席につくなり塩谷が放った言葉は「俺の肉、食うか?」。この下ネタに始まり、二股騒動も笑いのネタにしたり、酒が進むにつれて大声で下ネタを連発する塩谷一行には別の客からクレームが入り、店のスタッフから何度も注意されていたようだ。さすがに女性陣のテンションも下がってしまい、塩谷は「別件あるから」とそそくさ退店。お持ち帰りとはならなかったが、携帯電話で誰かと連絡を取りつつ、夜の街へ消えたという。
ただの色恋沙汰があれだけの騒動に発展したというのに、今もまったく懲りていない様子の塩谷。この調子では、いつか本命女性からもっとイタい目に遭わされかねないが、自覚はあるのだろうか。