2004年、布袋寅泰(50)とのW不倫が原因で保阪尚希(44)と離婚し、その後も松尾スズキ(49)、中村獅童(40)、市川海老蔵(34)、堤真一(48)ら数々の俳優・演出家たちと浮名を流すなどすっかり“魔性の女”のイメージが定着した高岡早紀(39)。一昨年9月には、内縁の夫であるA氏の子どもを未婚のまま出産。しかしそのA氏は事業に失敗し、借金を抱えて高岡ら家族の前から姿を消してしまった。このトラブルのみならず、高岡の母が経営していた会社も破産してしまい、彼女は女手ひとつで生まれたばかりの第三子と長男次男、そして実母を抱え奮闘せざるをえない状況に追い込まれたのである。
高岡の女優としての評価は高いが、それ以上に、95年出版のヘアヌード写真集『one, two, three』(ぶんか社)で披露した豊満な裸体と、今なお衰えるどころか増大している色気は他に類を見ないとして各業界からラブコールが殺到。特に、芸能人AVの好調な売れ行きに気を良くしているAVメーカーからは、莫大な契約金が提示されたともいう。だが高岡はやすやすと肉体を売ることなく、従来通りの“女優”として家族のために稼いでいる。彼女の今年の出演作品は非常に多く、ドラマだけで11本、年末まで含めると公開される出演映画は3本で、夏には舞台『ウサニ』にも出演。来年頭には同じく演劇版の『阿修羅の如く』にも出演決定している。
彼女が第三子を出産したのは10年9月のこと。つまり彼女は産後わずか2年の間にこれほど精力的に女優仕事をこなし、失踪した夫の代わりに家族を支えてきたのだ。あっぱれの女傑ぶりだが、そんな彼女が、ついに来年夏公開の主演映画で、フルヌード濡れ場を披露してくれるという。原作は人気作家・百田尚樹氏の小説『モンスター』(幻冬舎)で、発売中の「週刊ポスト」(小学館)によれば、高岡はこの作品で、21世紀に入ってから封印してきたバストトップを解禁したようだ。この作品の映画化はまだ公式発表されていないものの、原作者の百田氏が今年9月にTwitterで「拙著『モンスター』の映画化が実現濃厚になって来た。先日、プロデューサーとお会いし、いろいろと話した。衝撃的な映画になりそうだ。」と明かしているほか、現在書店に並んでいる同作文庫版の帯には「映画化決定!」と躍っている。
同作で彼女が演じる主人公・未帆は、生まれたままの顔が畸形的なまでに醜く、周囲からバケモノ呼ばわりされていた女性。しかしある日、事件を起こした彼女は追われるように東京へ移り住み、風俗で金を稼いで全身整形手術を施す。そして町中の男を虜にする絶世の美女に生まれ変わった彼女は、かつて自分を虐げた街に戻り、瀟洒なレストランを経営するようになるのだが……。
この映画中で、高岡の濡れ場は3回ほどあると見込まれている。あまりの過激さに、劇場公開では“お蔵入り”してしまうカットもあるため、その未公開映像はDVD特典とするようだ。そのため、DVD発売の権利をめぐっていくつものメーカーがせめぎ合っているほどだという。そこには通常のソフト販売メーカーだけでなく、大手AVメーカーが二社も参戦しているというのだが……。
「彼女をAVに引っ張れなかったものだから、この作品だけは両社ともなんとしても自分のところでソフト化したいはずです。デビューAVが20万本を売り上げた小向美奈子の場合は、その後の主演映画『花と蛇3』をめぐって、本編とは別に、荒縄調教などのシーンだけを集め、メイキング映像とインタビュー集としてDVD発売しましたし、高岡の場合も、本編とそれ以外とで2本の映像ソフトを制作することで手打ちにする可能性がありますね。今話題の壇蜜も、映画『私の奴隷になりなさい』の公開と並行して撮影現場に密着したメイキングDVDが発売になりましたし、同時に写真集もリリース。劇場公開よりソフト販売で制作費回収という最近の流れを如実に表していますね。高岡も、映画公開時期にあわせて、メイキングDVDとヘアヌード写真集発売という“三点攻め”を仕掛けてくるかもしれません」(業界関係者)
90年代に公開した若い肢体とは一味も二味も違う、フェロモン満載の「39歳の高岡早紀」をあらゆる角度から拝むことができそうだ。