モデル出身のタレントとして現在活躍中の菜々緒。抜群のスタイルと屈託のない笑顔で、一躍お茶の間の人気者になった彼女だが、たびたび報道される整形疑惑や、ディズニーランドでの「カーズ無断乗車騒動」などで今や一時の人気は頭打ち状態に。特に9月に終了した初主演ドラマ『主に泣いてます』(フジテレビ系)の大コケは痛手で、今後の活躍に陰りが見え始めている。
そんな彼女が今必死に取り組んでいるのが、バラエティタレントへの道だという。現在レギュラーは、『くだまき八兵衛』(テレビ東京系)のリニューアル番組『解禁!暴露ナイト』のみだが、彼女とすればここでの活躍を機に、MC芸人のアシスタントタレントとしての座を獲得したいらしい。そして、その秘策がかなり露骨なエロ処世術だと、番組関係者を知る人物は語ってくれた。
「『くだまき八兵衛』を見てもらえば分かると思いますが、MCを務める名倉潤さんへの擦り寄り方はけっこう露骨ですよね。ボディタッチはもちろんですが、名倉さんが話をしているときはジッと顔を近づけて彼の目を見つめちゃったりして。名倉さんの話に突っ込んだりすることもなく、ただウンウンとうなずいていますよね。番組側の指示なのか、事務所の意向なのか、それとも単に彼女の性質なのかは分かりませんが、とにかく名倉さんに好かれようとしているのが見え見えです。視聴者とすればウンザリするような部分もあると思いますよ。ただ、それでもとりあえず『くだまき八兵衛』のリニューアル番組『解禁!暴露ナイト』でもレギュラーとなったわけですからね。菜々緒サイドとすれば、よくやったといえるでしょうね」(放送作家)
また、この人物は番組収録の外でこそ、菜々緒の露骨なエロ処世術は力を発揮すると語る。
「愛妻家で良き父親としても知られる名倉さんは、番組の打ち上げや飲み会に参加することはあまりないのですが、極まれにスタッフに誘われると酒席に顔を出すことがあるようです。そんなとき、菜々緒さんは真っ先に名倉さんの横につき、まるで専属のキャバクラ嬢のように接待するというのです。お酒を注いだりすることはもちろんですが、そんなときでも、ジッと名倉さんの顔を見つめ、ボディタッチをしながら体ごと預けるらしいですよ。スタッフの間じゃ、「あんな風にされたら絶対勘違いする」とか「オレならやっちゃうよ」とため息まじりの冗談が飛び交っているとも聞きます。しかし、そんな菜々緒さんの猛アピールにも名倉さんはいたって冷静で、ぞんざいに扱うこともなくそそくさと家に帰るようですけどね。名倉さんがどう思っているかは分かりませんが、まあ、次の番組でも共演するのですから、男として嫌な気はしないのでしょう」(前出)
2010年、西川貴教との交際を機に一躍注目を浴びた菜々緒の持っている武器といえば、スタイルとスキャンダルネタくらいなもの。そんな彼女に対してネットユーザーらは「中身が空っぽ」と激しくバッシングする。しかし今の芸能界で、そんな輩は大勢いるのも事実。スタイルとスキャンダルネタがあるだけマシともいえる。中身など、これからいくらでも埋められるのだ。それよりも、今の芸能界で、タレントとして生きる残るのに重要なのは、“誰と、どうつながるか”ということ。うまい具合に大物芸人と良好な関係性が築ければ、優香のような、ゴールデンのバラエティでのメインアシスタントという地位も夢ではない。菜々緒とすれば、ネプチューンの名倉潤との関係は決して失いたくない生命線なのだろう。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/)
著書『松本人志は夏目漱石である!』(宝島社新書)