グラビアアイドルでタレントの熊田曜子(30)が、17日、昨年交際を明らかにした一般人男性と結婚していたことを明らかにした。発表は熊田が頻繁に出演していた『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)のメイン企画放送後に番組内で行われた。収録は15日に行われ、会議室に「重大発表がある」として集められた準レギュラーの森下千里、手島優、misono、磯山さやかが「えー何?」「スゴイ怖い」とざわめく中、熊田が登場。「このたび、結婚したことをご報告します」と満面の笑顔で報告すると、一同「え、したの? するんじゃないの?」と驚きの表情を浮かべつつ祝福した。
4月23日に入籍を済ませていたものの、「仕事の諸事情もあり」友人たちには黙っていたという熊田。misonoが「ウチらが言うと思ったの?」と問うも、熊田は「言うと思った(笑)」とバッサリ。芸能界入りして最初にできた友人であり、親友でもある磯山さやかは、ショックで大爆笑したが、さらに熊田が胎児のエコー写真を取り出し「明日で妊娠6カ月め」と告白すると今度は号泣しつつ喜んだ。
5月8日放送の『ラブマゲドン』および5月22日放送の『うぬぼれ注意!オンナの自分番付』収録時には、熊田はすでに入籍済みで妊娠も自覚していたが、誰にも言わずに仕事をこなした。妊娠については安定期に入る5~6カ月頃まで明かさないというのが芸能界の通例ではあるものの、ここまで極秘裏にコトを進めたのは一体なぜか。
「本人が話した通り、“仕事の諸事情”ですよ。熊田は実は関西や九州など地方のテレビ出演が多く、バラエティータレントとしてはいまだ売れっ子。妊娠発覚の時点で、いくつもの番組出演が決定していたため、不安定な時期も周囲に隠しつつ乗り切るしかなかったんです。妊婦ながら韓国エステを受ける企画なんかも挑戦しているので、身体的にはキツかったのでは。結婚報告だけ先にしても良かったのではないかという声もありますが、そうすると仕事の都合上“現時点で妊娠はしていない”と言わなければならなくなり、後から妊娠を発表すると“デキ婚を隠していたのか”と叩かれる。すべて極秘裏に進める必要があったのです」(業界関係者)
確かに5月~7月にかけて、熊田はスタジオ収録や地方ロケであちこちを飛び回っており、北海道にて野外フェスのファッションショーにもモデルとして出演している。妊娠をカミングアウトすればスタッフやスポンサーの配慮により、こうした仕事もキャンセルせざるを得なくなっていた可能性はある。また、あえてテレビ番組での発表にしたことについては、所属事務所の意向が強いという。
「昨年9月に旦那との交際がフライデーされた時も、『たかじん胸いっぱい』(関西テレビ)と『サンデー・ジャポン』(TBS系)にて本人が直接発表しました。『サンジャポ』は生放送とあって、新聞のラテ欄で『熱愛の真相を独占生激白!』と煽っていましたね。番組を盛り上げることができるうえ、自身の宣伝効果も高いので、まずはテレビで発表してそれからスポーツ紙などで一斉報道してもらう、というのがここの事務所の常とう手段です」(前同)
無事に安定期を迎え、発表することができて熊田もホッと胸をなでおろしていることだろう。実は彼女、6月に自身のブログで、ほしのあき、松金洋子、山本梓とグラビアアイドル集団の女子会を開催したことを記している。ほしのが誕生したばかりの娘も連れてきているため「これからはこんな女子会が増えそう」「babyちゃんOKで落ち着いて食事するお店を調べておかなきゃ!」と書いているものの、これは自らの妊娠も示唆していたのだろう。出産予定日は12月とのことだが、元気な赤ちゃんを産んでほしいものである。