8月末でAKB48を卒業し、本格的に女優転身する前田敦子(21)が、14日に封切られる映画『苦役列車』の宣伝をかねて「東京スポーツ」のインタビューに応えている。もともと女優志向が強かった彼女、AKB卒業を発表してからはすっかり晴れ晴れとした表情で精力的に仕事をこなしているといい、インタビューでも笑顔全開。興味深いのはやはり、女優としての濡れ場挑戦だが、意外にも本人は「(ヌードシーンが)必要なら全く抵抗ないです。もちろん必要ないならやりませんが(笑)」と乗り気だ。
これまでにも水着や下着姿は披露済みで、パリで撮影した最新写真集『不器用』(小学館)では手のひらでそっと乳首を隠した“手ブラショット”も。大島優子(23)や小嶋陽菜(24)も、パンツ一枚で横乳もあらわなセクシー背中ショットを公開したことがあり、もはや彼女たちはヌードシーンごときで動揺するタマではないのかもしれない。
また、センターで“絶対エース”の自分が去った後のAKBについて危惧しているかと思いきや、小嶋や篠田麻里子(26)が「やめるつもりはない」と宣言してくれて安心した、「(篠田は)AKBでは数少ないきれいどころ(笑)。麻里子と陽菜ってビジュアル面ですごく貴重」と、正直な気持ちを吐露。前田に“非・きれいどころ”扱いされてしまったその他大勢のメンバーたちは複雑だろうが、AKBの外側に出て、彼女たちを客観的に見つめられるようになった前田ならではの視点だろう。
人気を二分したライバル・大島優子は、映画『闇金ウシジマくん』での演技が評価され、北米最大の日本映画祭「JAPAN CUTS~ジャパン・カッツ!」で、若い才能に与えられる賞 「Cut Above Award for Outstanding Debut」を受賞。前田も主演した『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』で第35回日本アカデミー賞話題賞および第21回日本映画批評家大賞新人賞を受賞してはいるものの、まだその演技力が高い評価を得たことはない。前田は東スポ客員編集長の北野武監督の映画にも「もちろん出たい!」と意欲を示しているが、北野組で鍛えられれば演技力も向上するか? そのうえ「北野映画で前田敦子がヌード」となれば話題性は十分。卒業後の脱ぎっぷりに期待したい。