「有吉弘行は女優を中絶させたゴキブリ」!? 粘着ファンの異常行動

ariyoshijunan.jpg※イメージ画像:『我々は有吉を訴えるべきかどうか迷っている』ポニーキャニオン

 十八番の鋭い毒舌フレーズだけでなく、最近はNHKの学生向け番組でもそつなく司会をこなすなど、数年前一発屋と呼ばれたことなどウソのような活躍を見せている有吉弘行。人気のバロメーターの一つであるTwitterのフォロワー数も150万近い人気ぶりだ。

 一方でTwitterでは調子に乗った高校生などが、人気者から相手にしてもらおうと罵倒のリプライを飛ばすことも日常茶飯事で、頻繁に殺害や放火予告をされるなど、トラブルも多い。しかし、お調子者の学生あしらいの上手さは、有吉Twitterの名物でもある。これまですでに数多くの公開処刑が行われてきた。

 そんなTwitterキングでも対処できないのが、結婚や交際を本気で求めてくる常軌を逸した中高年女性ファンだ。今年2月に起こった「ミザリー女事件」は壮絶なものだった。岐阜県在住の販売員と称する30代半ばの女性は、有吉が発する百数十万のフォロワー向けのメッセージを、自分だけに向けてのものだとの妄想をこじらせている。さらにはテレビ番組出演中に、自分に向かって有吉が微笑んでくれたとまで主張。ラジオなどで有吉自身が「刺されないように、腹にジャンプを巻く」「ミザリーのつぶやきが目に入ってくると、持っている携帯電話を叩きつけたくなる」と発言するほど嫌悪感を抱かれているにもかかわらず、問題の女性は今なお連日有吉に向けてラブレターにまがいの異常なリプライを飛ばし続けている。

 異常行動を起こす粘着ファンはミザリーだけではない。多忙な有吉にとって息抜きであったかもしれないTwitterを、さらに憂鬱なものに変えたのが、新たなサイコ女の登場だ。今度は東北電力の職員だと称する岩手県在住の女性に「女優を中絶させたゴキブリ」という全く根拠のないバッシングを受けているのである。

 問題の女性は4月上旬にTwitterデビュー。何枚か自分でアップしている写真を見るに、ポッチャリ体型だがそこそこの美女である。当初は番組の感想を送ったり、有吉のルックスを褒めるなど、よくいる中年女性ファンの一人だったのだが、徐々に藤井フミヤ、ココリコ田中、大槻ケンヂなど、著名人との真偽不明な交遊自慢が増えていった。

 また前述の「ミザリー」は処女をアピールしていたが、こんどのみちのく熟女は同じ36歳でも性体験の豊富さが売りの様子。

「高校時代に五十代の教師と理科の実験室で立ちバックした…」
「エロ動画が大好きなんです!巨乳よりちっちゃい方が好き。ギャル系が一番好き。Hなんです!きゅうり大好き」
「今朝(ピースの)又吉に女子トイレで座位で犯されそうになった夢を見ました」
「エロ動画みてギャルのすごいチクビ技を発見しました。チクビとチクビ試したい。有吉さん実験台になってください」

 など聞かれてもいないのに、どぎついシモネタを連投している。

 さらに有吉の先輩のデンジャラス安田に向かって「すみません!有吉さん悪い人じゃないんです!悪気がなくてもヤケになってしまう時ってないですか?私のせいもあるんです」と意味不明な謝罪をしたあたりから、健康な精神状態とは思えぬ病的な書き込みが目立っていった。

 有吉の誕生日間近になると「分かってます。有吉さんが好きなのは私だけ。お誕生日だし二度と疑わないって誓います。本当にごめんなさい。愛信じてるんで、ちゃんとテレビも見たじゃないですか!私も有吉さんがこんなに大きな存在になるなんて思ってもみなかった」と、有吉と相思相愛であるとのお馴染みの妄想をさらけだす。

 その後、携帯料金の支払いの遅れから彼女が何日かTwitterをできなかったことに対して、有吉が怒ったと思い込んでしまったようで「なんていうか悪気があったわけじゃなくて、本当に心配かけてごめんなさい!軽く考えてしまってごめんなさい。そりゃ毎日考えてたよ。有吉さん大好きだし愛してるからね。忘れたことなど一瞬もありませんでした。どうか許してください。浮気は絶対ないです」と、痛々しい謝罪を繰り返した。

 彼女が「有吉と交際したいが『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズで知られる著名な漫画家・荒木飛呂彦が泣いて引き留めている」という話を繰り返すようになった段階で、有吉もこの女性をブロック。

 すると逆切れした彼女は、ピース又吉やAKB48篠田麻里子に向かって、

「今人気の芸人さんが女優さんを妊娠させたあげく中絶させたらしいです。まさか日本一テレビに出てるヤツでは?」
「絶対に有吉弘行を倒してください」

 と、中傷リプライを送り始めた。ブロックされているにもかかわらず、有吉に向かっても「バーカ。うるさい。ゴキブリ!」と子どもじみた罵倒をするなど、異常行動は続いている。

 多忙のあまり点滴を打ってもらうなど、疲れがピークに達し、最近は顔色も冴えぬ毒舌王。これ以上狂気に侵された女性ファンが、増えぬことを祈るばかりである。
(文=ピーピング・トムソーヤ)

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