【連載】本多圭のオトコとオンナの芸能恥話

コメント力低下、失言癖…『とくダネ!』テコ入れ時に小倉智昭は降板すべき!?

※イメージ画像:『おとな時間―フジテレビ』/ぴあ

芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、芸能界の裏側に横たわるオトコとオンナの深い業を掘り起こします。

 フジテレビの朝の情報番組『とくダネ!』のキャスター・中野美奈子が、医師である夫の海外赴任に同行することを理由に6月末で番組を降板し、退社することが明らかになり、後任キャスターとして女優の菊川怜が急浮上した。フジの豊田皓社長は3月30日の定例会見で「(菊川を起用するとは)報告は受けてない」と語ったが、すでに菊川の所属する「オスカープロモーション」には、同局からオファーがあったことが明らかになった。

 中野は2009年から『とくダネ!』のキャスターに就任。ところが、メイン司会の小倉智昭がコメンテーターの眞鍋かをりの事務所の“移籍トラブル”にまで介入。眞鍋を溺愛するがゆえの入れ込みようで、中野とはしっくりいっていないと言われていた。そのため、中野が10年に都内のホテルで医師と挙式を挙げた直後から、寿退社による降板説がささやかれていた。今年3月での退社説が流れたが、中野に代わる好感度の高く、小倉の相手が務まる自局アナが見つからないことから、フジに強く慰留されて、続行していた。だが、夫の海外赴任の話が持ち上がり、さすがにこれ以上、『とくダネ!』を続けられないと思ったのだろう。本人自ら「6月末にはすべての番組を降りて、夏頃には退社します」と発表した。

 その中野の後任キャスターとして急浮上したのが、日本テレビの『真相報道バンキシャ!』にて約7年間のキャスター経験がある女優の菊川怜だった。菊川が所属するオスカープロの益戸育江(旧芸名・高樹沙耶)がかつてフジの情報番組『ハピふる!』のキャスターを務めており、オスカーとフジの情報番組部門とはパイプがある。菊川の起用はあり得る話だと思い、オスカー関係者に確認したところ、「フジからオファーは来てます。前向きに検討してます」という答えが返ってきた。後任に菊川が決まるのは、時間の問題かもしれない。だが、菊川が、わがままで、失言癖のある小倉の相手をしなくてはいけないという点が、事務所としては気がかりだろう。菊川は相当の神経を使うことになる。

 どうせならこの際、失言の多い小倉を降板させてもらいたいものだ。昨年の夏、島田紳助が暴力団との黒い交際を認めて電撃引退した時、小倉は『とくダネ!』で、「何らかの圧力を発揮して解決させている人がいるのは事実。圧力団体だったり、闇の社会の人間だったり、それしかない解決方法しかなかった人もいると思う。みなさんの周辺にも闇社会の人間が問題を解決してくれることもあるはず」と、紳助擁護論を展開して、視聴者から大ひんしゅくを買った。つい最近も、オセロの中島知子と同居していた女霊能者が『とくダネ!』のインタビューに応じた時、嘘八百を並べているとしか思えない女霊能者の会話について、「5時間も話すと、捏造した話が多ければ、つじつまが合わなくなるはず。ここで嘘八百を並べても得はない」と、女霊能者を擁護するようなアホなコメントをした。

 中野の退社は『とくダネ!』をテコ入れするには絶好のタイミングのはず。年々、そのコメント力が低下している小倉を、この機会に降板させてはどうだろうか。
(文=本多圭)

『Ra―菊川怜写真集』

 
怜ちゃんキャスター復帰なるか!?

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