4月5日、若手実力派女優・谷村美月主演のドラマ『たぶらかし ~代行女優業・マキ~』(日本テレビ系)がスタートした。谷村はこれが民放の連続ドラマでは初主演となり、今作品では“ちょいエロ”なシーンがあることで放送前から注目されていた。演技派として、その実力には定評のある谷村だが、その肉体を活かした新境地を見せているのだ。
「第23回小説すばる新人賞」を受賞した安田依央の小説『たぶらかし』(集英社)を原作としたこのドラマで、谷村はある事情で代役専門の女優として働くことになった冬堂マキを演じる。第1回目の放送では、遺産相続をめぐって内縁の夫と継母が争うというストーリーで、自殺と見せかけて殺された女性画家の死体と幽霊を演じた。
「ファーストシーンから、胸元がぱっくり開いた下着同然の私服姿というのは衝撃でした。そのまま面接シーンへとつながる流れで、ソファに横にさせられて体をじっくり眺められるというシーンまでありました。また、中盤には忍成修吾演じる依頼主にベッドに押し倒されて胸をもまれたり、シャワーを浴びるシーンでは背中のフルショットやくもりガラス越しのヌードまで披露するなど、観ているこちらが心配してしまうほどセクシーショット満載でした」(芸能ライター)
谷村は“隠れ巨乳”としても知られており、ネット上でも「谷村美月の谷間全開ドラマがスタート」「これは反則」「おっぱいキターーー」などの声が上がっている。このドラマで初めて谷村のボディを認識した視聴者にとっては驚嘆ものだったろう。
「清純派からセクシーへ変身ともいわれていますが、それよりも本人は1人の女優として向上したいという思いが強いでしょう。今回のセクシーシーンにしても、エロありきではなく、作品に必要ならば全力でやる。そういう部分に女優としての気概が見えます。巨乳にしても本人は『隠してない』とあるインタビューで答えたように、場合によっては脱ぐこともいとわないと思いますよ。映画『おにいちゃんのハナビ』では白血病患者を演じるためにスキンヘッドに挑戦したように、演技を追究する根っからの女優気質ですから。今回も女優が女優を演じるという難しい役柄にやりがいを感じていると思います」(同)
女優としての意識が高く、役づくりも丁寧に行う谷村は2002年にNHKドラマ『まんてん』でデビューした。2005年には初出演で初主演となった映画『カナリア』で第20回高崎映画祭最優秀新人賞を受賞している。その後はアニメ映画『時をかける少女』で声優を務めるなど、数多くの映画やドラマ、舞台に出演。今年はこれから『東京無印女子物語』など3本の映画公開を控えているように、21歳にして実力派としての地位を固めつつある。
「普通の女の子から謎めいた女性まで幅広く演じられるのが魅力です。今回の約40分間のドラマの中でも、慌てたりキレたり情感を込めるシーンもありと、目まぐるしく変わりましたが、しっかりと演じきっています。表情も豊かで、笑顔と凛としたときのギャップもある。なにより、演者にとって一番大切な資質である眼力があります。ドラマの中でも、演技対象を研究して女優として成長していく姿は見事でした」(同)
その演技だけでも人を惹きつける魅力を持っている谷村だが、さらにそのボディも惜しみなくさらすとなると、もはや誰も追いつけない“最強女優”の誕生となるだろう。
(文=津本ひろとし)
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