『涼宮ハルヒの憂鬱』のハルヒ役や『らき☆すた』の泉こなた役などで知られる声優の平野綾(24)のTwitterが、またも炎上している。近年は声優業や歌手業だけでなくテレビタレント業にも進出し、2月に音楽活動の再開も発表した平野だが、彼女の言動は意図せずに炎上騒ぎに発展することが多い。
3月9日に朗読劇『LOVE LETTERS』(青井陽治演出/PARCO劇場)に小池徹平(26)と共に出演する平野は、自身のTwitterで「ちなみにご存知だとは思いますが、歴代の出演者の皆さんはフォーマルな装いです。勿論、私も。観にいらしてくださる皆さんも勿論…!!グッズTとかで来ないよね!?(◎_◎;)」と呼びかけた。
平野ファンは当然ながらアニメオタクや声優オタクが多く、彼女目当ての観客はアニメ系のグッズTシャツで来場する可能性は確かにあるだろう。しかし、服装まで指定しようとする彼女の言動に「どんな服装で観に行くのかは観客の勝手でしょ」「スーツで行けってこと?」「酷いカッコならともかく、Tシャツやジャージで舞台を観るのが悪いこととは思いませんが。観る人それぞれが楽しく観れるカッコで良いのでは?」などといった批判が殺到した。
また、「グッズTで観に来いってフリ?」といった冗談めいた意見もあったが、平野は「こんなことフリで言いませんよ(^-^)さすがに舞台をTシャツやジャージで観るのは…。私が堅いだけなのかな。お願いしますね、皆さん!」と返答。さらに「極端にフォーマルな服でと言っている訳ではないのでご注意を。TPOに合わせた、節度ある格好が好ましいですよね」と語り、堅苦しい服装とまではいかずともTPOを意識してほしいと説明した。
この一連のやり取りに対し、ネット上では「要するにアニメオタクに来てほしくないんだろ」「残り少ないライフライナー(※熱狂的な平野ファン)を完全に切り捨てる気か」「そんなに高尚な舞台なの? 劇団四季ですらジーパンにTシャツで行く奴は珍しくないのに」「セックス写真が流出した女のくせに何偉そうなこと言ってんの」といった手厳しい意見が挙がっている。
「アニメオタクの服装は確かに褒められたものではないですから、そういう人達が客席に大勢いたら、彼女が恥ずかしい思いをするというのは理解できなくはない。実際、彼女の舞台にキャラクターのTシャツを着たファンがいたことも事実です。しかし、言い方にトゲがありすぎて、彼女が昔からのファンの存在を恥ずかしいと思っているのかなって感じてしまう。もちろん、彼女が望むのであれば、僕はちゃんとした服装で舞台に行くようにしたいと思いますが……」(古参ライフライナー)
タレントとして奮闘している彼女は確かに立派だが、現在のポジションは声優としての人気があったからこそ。特に再開した音楽活動については、主要な購買層が声優ファンであることは明白だ。タレントとしての地盤を固めるためにも、昔からのファンを切り捨てるかのような発言はしない方がいいと思うのだが……。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)
「声優出身、平野綾、アニメのオタクに興味ありません」