その気軽さから、ときにはあっと驚くような発言が生まれ、なにかと話題になることの多いTwitter。芸能人でもアカウントを持つ人は多く、女性タレントでは、96万人を超えるフォロワーを持つAKB48・篠田麻里子や、”エロツイート”で新たな魅力を開拓した眞鍋かをりなどが、うまく使いこなしてファンとの交流を図っている代表といえる。そんな中、また一人強力な人物がTwitter”新女王”に名乗りを上げた。
今やテレビ番組にも引っ張りだこのモデル・ローラは、29日にオフィシャルブログ「OK!OK!」で、「今日からたくさんポチポチっとかくからみんな、みてね~」とTwitterを始めたことを報告した。わずか2日間でフォロワーは5万人を超え、2日現在では9万8000人以上になっている。もちろんフォロワーは減ることもあるが、現時点はすでに小倉優子を抜きさっており、この勢いはまだまだ続きそうだ。
ローラは、雑誌で見かけた筋肉ムキムキの男性の写真や、友だちから送られてきた猫のかわいい写真をアップするなど、かなり頻繁にツイートし、「ローラ~雨止むおまじない言って~」という呼びかけに「アブダビ~アブダビ~ʕʘ̅͜ʘ̅ʔ」と返し、「オヤジギャグ言って」には「布団がふっとんじゃった~!!」と返すなどファンとのダイレクトな交流を楽しんでいる様子が見受けられる。
タメ口で知られるように、いつ誰とでも友達感覚で話すローラだけに、Twitterでのフランクなやりとりは、自分の個性を活かすには十分な場所だろう。とはいえ、最近は気軽な発言や誤解が火種となって、芸能人のTwitterアカウントが炎上することも多い。フォロワーの中には、”あおり”といわれる挑発や、理不尽にからんでくる輩が存在するのも事実だ。
「『敬語が苦手』と公言するように、もともとが憎めないキャラだし、今のところは本当に日々のつぶやきを載せているだけ。仮に『バカだねー』と言われても、普段からそういう感じだから嫌味がなく、ファンとしては逆に嬉しいですよね(笑)。リアルなキャラと同じように、からんでもしょうがないという感じがあるので、かみつかれにくいのではないかと思います」(芸能ライター)
彼女の自由奔放なキャラは、Twitterでもいい方向に転がる可能性が高いということだ。
「さらに、Twitterは『短い言葉』で『言いっ放し』感があるところが、ローラの普段のしゃべりとまったく一緒。トークだとちょっと何を言ってるのかわからないこともありますが、Twitterで一言二言発せられるつぶやきは、彼女のかわいさを倍増させてくれるかもしれません。つまり、Twitterは彼女のキャラと非常に親和性が高いメデイアなんですよ。だから、フォロワーはローラの会話の仲間に入ってる感じがするし、親近感が湧く。Twitterはローラにとっては最適な場所なのかもしれませんね」(同)
Twitterではいつものキャラと違うギャップを見せたり、普段は言わない自分の考えを語るという使い方をする人もいるが、ローラの場合は普段の彼女とTwitter上の彼女が完璧にシンクロする。それゆえ誤解を招いて炎上する危険も少ないし、コミュニケーションとしても最適だということだ。
現在、女性タレントのフォロワー数ランキングは篠田麻里子の1位を筆頭に、2位に小嶋陽菜、3位に板野友美とAKB48がトップ3を占めている。ローラがその牙城を崩して「見てみてー。フォロワー数トップになっちゃったー♪」とつぶやく日はそう遠くないうちに来るのだろうか。
(文=津本ひろとし)
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