メーカー:宇宙企画/品番:MDS-683/時間:120分/価格:3,129円
2年前、政府が秘密裏に行っていた生物兵器研究所が核攻撃を受け崩壊。突然変異したウイルスが、街中に巻き散らされてしまった。ウイルスに感染した者の8割は死亡。残りの2割は人ではない存在、生きた屍=ゾンビと化し、街はあっという間に荒廃してしまった。それから10年が過ぎた。ウイルスはさらなる進化を遂げ、美しき淫魔・吸血鬼デビルを生み出すことに。そして、心美もまたその一人となったのだった……。
2011年10月より、本格アクション美少女ドラマをリリースし続けている宇宙企画。『戦え!学園潜入捜査官 つぼみ』『戦え!特命派遣女子社員 栗林里莉』に続く第3弾が、主演にロリ系アイドルAV女優・成瀬心美(愛称・ここみん)を迎えた、ダークヒロインもの『吸精鬼デビル ~10年後の世界~』だ。人肉を貪るゾンビが徘徊する街で、心美は淫靡なボンデージ姿で仲間であるデビルを誘い、ペニスを貪り精子を抜き取っては根絶やしにしていく。
本作のここみんは、いつもの小悪魔妹キャラとは打って変わり、ゾクッとするほど恐ろしく、うっとりするほど妖艶。冷たい顔で男を征服する顔は、痴女とも違う、悪女とも違う、ミステリアスなオーラを放ち、気が付けば夢中にさせられてしまうのだ。返り血を浴びながら、口元に滴る精子を舐めとるその横顔を観ていたら、こんな淫魔ならば、喰われてもいいかな?なんて、おかしな妄想にまで憑りつかれてしまう始末で……。
年間300日は撮影しているという、AV業界でも最も忙しい女優のひとりである、ここみん。セックスはより悩ましく、演技はどんどん迫真を帯びていく。いったい、この進化はどこまで続いていくのだろう。できるならば、もっともっと我々を狂わせて欲しい。
(文=文月みほ)
ここみんは、何やっても可愛い♪