サイエンスライター・川口友万の著書『媚薬の検証』(データハウス)の発売を記念して、11月30日に新宿ロフトプラスワンでトークイベント「媚薬ナイト」が開催された。この本は、精力増強効果があるとされるサソリ、マムシ、アリ、ニンニクなどの動植物を体当たりで実験・検証したもの。どんな女性も落とすことができるというフェロモン香水や、女性を絶頂に導く催淫剤などの効果も検証している。
イベントは著者の川口をはじめ、作家の岩井志麻子、元警視庁刑事で作家の北芝健、イラストレーターのラジカル鈴木、伝説のAV女優・小室友里、バイブコレクター作家のOL桃子、自身のマ○コを型取りしてデコレーションしたアート作品『デコまん』が話題のマンガ家・ろくでなし子、「月刊ムー」編集長の三上丈晴らが登場した。
まずは挨拶代わりとばかりに、来場者に精力がつくというサソリの素揚げが振る舞われたが、あまり食べている人はいかなった様子。しかし、どちらかと言えば女性の方が「え~、サソリなんて食べられるのー!?」と騒ぎながらも実食にチャレンジしていた。本来は男性が食べた方が元気になるシロモノだが、女性の方がゲテモノに強いのかもしれない…。
当サイトにも登場したOL桃子、ろくでなし子は、国内外のローションを知りつくした「ローション博士」なる謎の女性と共に登壇した。OL桃子は、実際に自分で使用している大型のバイブを披露し、その使い心地などを解説。彼女は『媚薬の検証』の中でハスイモの茎を乾燥させて編んだ伝統的な性具「肥後ずいき」の使用レポートを書いている。ろくでなし子は、デフォルメしたガ○ダムに自身の型取りしたマ○コをあしらった作品「ガンダまん」を公開した。
「媚薬」がテーマにもかかわらず、エロなら何でもありという混沌としてきたイベントに、さらなる嵐を巻き起こしたのが岩井志麻子。
3年前に18歳年下の韓国人男性と結婚(岩井46歳・夫28歳)した岩井は、日韓の男性のセックステクの違いについて語った。「韓国の男はみんなチンコが小さい」「彼らは工事現場のドリルみたいに腰を動かすだけ。精力はあるけどヘタ。女をイカせることより『自分は何回イケる』ということが自慢」「日本の男は芸術点が高い」「韓国の男はみんなズルムケにしている。仮性包茎が多い日本の方が情緒がある」「キムチやニンニクをたくさん食べているから、韓国人の男の精液は辛い」と暴走エロトークを展開。
夫のテクニックについては「竹島が日本領土であるということと同じくらいに、彼に(性技を)教え込んでいる」と語り、セックステクを磨かせている最中であることを明かした。
また、岩井は「突撃日本兵として海外の列強と交戦してきた」と、韓国以外の外国人男性との性経験も披露。遠くはナイジェリアの男性と交戦したという岩井だが、「黒人のチンコは大きすぎる」「インドゾウなら芸を仕込むことができるけど、アフリカゾウは人間の手に負えない」と語り、歴戦の勇士である彼女も、アフリカ男性の巨大な一物の前に白旗を上げたようだ。
さらに、岩井が「フェラチオのしすぎで顔に『フェラじわ』ができたとウワサされたことがある」と語って一同を仰天させると、アンチエイジングにも詳しい北芝健が「野外でオーラルセックスをすると、日光による肌の劣化と合わさって『フェラじわ』ができる」と解説。科学的な真偽は不明だが、シワを気にする女性は陽の当たる場所でのフェラは控えた方がいいのかもしれない…?
媚薬やエロを語り尽くしたイベントだったが、照れが見え隠れする男性陣よりも女性陣の方が赤裸々に語っていた印象だった。媚薬に関しても女性陣は興味津々。媚薬の効果が周知されていけば、男性が彼女からサソリやマムシを食べるように迫られる時代がくるのかも!?
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)
トラウマ必至の傑作!
『今夜、コレを試します(OL桃子のオモチャ日記)』著:桃子/ブックマン社
「バイブOL桃子」って語呂が良い!