今回ご紹介する写真集はその名も『女の子114人の肛門写真集』。タイトル通り、女学生からOL、人妻まで、表紙からあけすけにアヌスを披露してくれている。このストレートなタイトルの写真集を出版したのは三和出版株式会社。三和出版というと、『お尻倶楽部』『おむつ倶楽部』など、マニアックなエロに特化した雑誌、ムックを刊行してきた出版社。それゆえ、肛門=スカトロなのでは、と想像してしまいがちだ。しかし、今回はあくまで”肛門”がメインなのだと写真集を作った編集者は話してくれた。
「今作には、スカトロ要素はあまりありません。対象にしている読者は、肛門コレクターです。今作は、女の子の肛門が好きだという、フェチのための図鑑形式になっています」
フェチという言葉が一般に普及してしばらく経つ。バスト、二の腕、脇、もちろんお尻などさまざまなフェチを持つ人々が存在しているが、肛門フェチはあまり聞かない気もするが。
「好きだという方はたくさんいらっしゃいますよ。一言にスカトロと言っても、その中にさまざまなジャンルが多数あります。そういうマニアは、嗜好がライトになればなるほど数多くいますから」
なるほど、それでも普通のエロ本を見るような男性にとって肛門という部位は、少々食わず嫌いの気が出てしまう気がする。お尻の穴の魅力とはどのようなものなのだろうか?
「女性の表情ではないでしょうか。今回の写真集に付属してるDVDには、女性が肛門を出す際の十人十色のリアクションをする映像が収められています。下着を脱ぎ肛門を出す際にはにかむ方、恥じらいなく下着を脱ぎ捨てる方、異物も挿入しているのですが、入れる際に恥ずかしがる方、断固として拒否される方、などさまざまな反応が入っています」
DVDにはなんと16時間分もの肛門映像が収められているとのこと。しかも、あえて同じカメラアングルにこだわり、女の子の恥ずかしがり方、個性の差を明確に感じることが出来るという。女性が恥辱を受ける姿を見ることで、興奮するという男性も楽しめるだろう。最後に担当編集者は、性風俗という文化的面から見てもこれほどの人数の肛門を収めた1冊はないのではと語った。類まれなる熱きパトスでエロスを探求し続ける三和出版。彼らが、日本のエロカルチャーをこれからも牽引していくのは間違いないだろう。
(文=明日春人)
※写真集本体には肛門、乳首、アンダーヘアーに修正は入っておりません。
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