2010年9月27日に公開され、台湾マイクロソフトの公式キャンペーンキャラクターとしてネットユーザーに大人気な「藍澤光」ちゃん。イベントグッズの配布や期間限定壁紙の公開など精力的に活動している台湾マイクロソフトが、彼女の次なるプロモーション活動として選んだジャンルはなんとギャルゲーだった! すでに台湾マイクロソフトのホームページで公開されており、公開期間は2010年12月17日から2011年1月18日の33日間。プレイするためには「Microsoft Silverlight」(無料)の導入が必要だ。
ゲームの内容は「藍澤家の四人姉妹(藍澤優、藍澤葵、藍澤玲、藍澤光)と会話をしていき、クリスマスを好きな女の子と一緒に過ごそう」というもの。インターフェースはギャルゲーそのものであり、途中に入る選択肢を選ぶことで物語が分岐する。
ゲーム中の言語が中国語のため、読み進むことが困難なユーザーも多いと思われる。ここでは意中の女の子とエンディングを迎える方法を簡単に紹介したい。
1.エンディングを迎えたい女の子との会話中に出てくる選択肢は一番上を選択
2.それ以外の女の子の会話中に出てくる選択肢は一番下を選択
3.キャラクターの出ていない場面での選択肢は真ん中を選択
この方法を使えば中国語が読めなくてもエンディングを見ることが可能だ。姉妹一人ひとりに専用のエンディングCGが用意されているので、気になった女の子はチェックしてみよう。
ところで台湾には親日家が多いことで知られ、今年宮崎で起こった口蹄(こうてい)疫の被害に対しても300万円の義援金を送るなど日台で良好な関係が築かれている。老若男女問わず日本語の読み書きができる人が多く、哈日族(ハーリーズー)と呼ばれる日本の文化にハマりこむ若い世代も大勢いるのだ。
台湾の電気街に足を踏み入れれば、日本から輸入したアニメやゲーム、エロゲーが多数販売されており、休日は人が賑わっている。また、台湾最大の都市台北ではメイド喫茶などをあり、秋葉原にいるような感覚になること請け合いだ。台湾のコミケと呼ばれている「Fancy Frontier」(http://www.f-2.com.tw/index.php)では8万人を超える入場者数があり、同人誌の販売や日本の人気声優を呼んだイベントを開いており大きな盛り上がりを見せている。
このように「哈日族」が仕事の重要なポジションに就くようになり、そのオタクパワーで台湾経済を牽引しようとしている。オタク産業が急成長を続ける今、萌えキャラこそが最大のアピールになるのだ。台湾発の美少女ゲームやエロゲーが発売される日も遠くない未来のことなのかもしれない。
……ところで、窓辺ななみ(Windows 7 DSP版を使った自作PC応援キャラクター。マイクロソフト非公認)のエロゲーはいつ出るのでしょうか?
(文=HYMN)
『国際的美少女×ギリギリモザイク妄想的台湾風俗 本指名 愛玲』
これはノーチェンジの可愛さ!