「あっきーこそ現代のジャンヌダルク。全人類の女性を代表して世直しします!!」
なんだなんだ~!? 今回のあっきーは何かが違う! オープニング早々、どこかで見たことあるようなカエルTシャツを着た眼鏡のあっきーが登場し、目を輝かせて大演説。しかも、パッケージを見てビックリ。なんと【主演・監修:吉沢明歩】の文字が。なるほど、気合いが違うのは、そういうことか! と言うわけで今回は、あっきー初監修記念のスペシャル企画。あっきー自身に作品の魅力を紹介して貰ったぞ!!
「この作品ほど、監督の考えるコンセプトと普段私が考えてる理想のAVが一致した作品はなかったんです。世の中不景気じゃないですか、気分が下がってる人も多い中で、私の作品を観たことでヤル気を出したり、元気になってくれればいいなって思っていたんです。そこで決まった決め台詞が『ド根性!』。これ(どこんじょう)じゃなくて(ドコンジョッ)なの。ど根性だと泥くさいけど、ドコンジョだと私っぽいでしょ!!
私は、自分の出演する作品は『エロ+アルファ』がないとイヤなんです。ただセックスを魅せるだけじゃなくて、私のAVを観たことで何かしら希望とか勇気みたいなものを持ってくれればいいなと思ってて。寂しいじゃないですか。ヌクためだけの作品なんて。『あっきーってエロいよね』って言うのも褒め言葉だと思うけど、何か感じて貰えないとやってる意味がないって思うから。だから監督がこれを提案してくれたときは嬉しかったんです。作品イベントも開催して貰って、超気合入れて頑張っちゃいました。このTシャツ(どこかで見たようなカエルTシャツ)をいつか商品化したいな~なんて野望も持ってます。これを観ればみんなもド根性出せちゃうはず!!」
そんなあっきーが世直しのためにまず手掛けた社会問題は、高齢化問題。生きがいをなくして昔話ばかりする老人を、ホームヘルパーになってねっとりフェラ。男としての自信と精力を回復させていく。また、言い訳ばかりする若い草食系ADに女監督あっきーが、自らの身体を使って濡れ場指導。セックスの魅力を伝授する。さらに、大物政治家の政治献金問題まで解決。敏腕新聞記者に扮し、セクシーボディを武器に秘書も巻き込み3Pバトル。見事に不正を告白させてしまう。中には、ボクシングの世界チャンプを目指す彼氏にド根性を注入すべく、氷を使って全身を責める刺激的な痴女シーンも。
こうして次々と悪人やなまけ者に立ち向かい、「ド根性!!」をキャッチフレーズに世の男たちにセックスと愛で喝を入れまくるあっきー。デビューから7年。愛のセックスとド根性という、相対するテーマを見事に融合させ、世の男性のみならず女たちにまで熱い闘志を奮い立たせてくれた。彼女こそAV女優の鏡。改めて賞賛を送りたい。
(AV評:文月みほ)
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