さまざまな風俗資料によると、1998年とは外国人マッサージが流行った年、ということになっている。外国人マッサージとは、具体的には韓国人マッサージのこと。大久保もまだ今のように健全なコリアンタウンではなく、いかがわしさプンプン。料理屋よりもエステの看板が目立ち、中に入ればファイト1発!
「そんな時代でしたねぇ……」と感慨にふけりたいところなのですが、体験的には、これってもう少しあとのような気がするの。みなさんは、どうお考えですか?
というわけで、今回は同じ外国人問題でも、超個人的な話を書きたいのですが、そのためにはまず東京のおおまかな道路地図を理解していただかないといけまへん。でないと話のインパクトが半減どころか1/3減、1/4減になってしまうんですね。まず、東京の産業用の幹線道路といえば、甲州街道や青梅街道。これは都心と地方をつなぐ、ぶっとい”青筋”道路です。そして、これらとクロスするように都内を環状に走っているのが環八道路、環七道路と呼ばれているこれまた”横青筋”道路です。
環八沿いや環七沿いというのは、商店、民家、会社などがひしめき、人もいっぱい。そしてぼくが車通勤で使うのが、さらに都心寄りの環六道路、通称山手通りだったんですね。ようするに、ここは歌舞伎町でも六本木でもないわけです。
なのに……、ものすごいボディコンのミニスカにロングブーツという出で立ちの外国人お姉さんたちが、ビュンビュンと走る車に向かっては手を振り、時にはスカートをめくってパンツまで見せているとはこれいかに! 山手通りと青梅街道の交差点近くに(厳密には方南通り交差点に)、突然現れた謎の金髪美女集団!
様子を見ていると、深夜2時頃から5~6人が出没する様子。これは放っておけないと、事務所で時間つぶしをし、いざ車で現地に行ってみると……。
おおっ、ここはロサンゼルスかハバロフスクか! ボディコンのお姉ちゃんたちが、止まった車の窓から上半身を入れて値段の交渉中。交渉していないお姉ちゃんは、少し離れたところでタバコをプカプカ吸っている。白人もいれば黒人も。みんな身長170cm超のすごい厚化粧のビッチばかり。さて、アタシも車を止めると、さっそく女性が近づいてきます。窓を開けると。
「ネエ、アソバナイ? クチ、5000エン」
おおっ、いわゆるスモーキーガール。フェラ専門の街娼たちか。しかし、なんだこの声は? ひょっとしてオカマ?
そうなんです。彼女たちはみんなニューハーフだったのです。しかも、全員ブラジル人。つうか日系3世。群馬や静岡の工場で働いていたのが、地方での地味な生活がイヤで飛び出して、みんなで都心のマンションに住んでお小遣い稼ぎ。プロじゃないので、繁華街から微妙に離れたこんなところでフェラチオしていたんですね。
ま、普通は引くところですが、ラッシャーみよしは当然チ○コビンビン。青筋も縦横無尽に盛り上がり、さて、どこでどないするんじゃ、と。すると、20歳くらいのシルビアというプラチナブロンドの、どう見ても女の子(実際は超きれいな男の子)が乗り込んできて、車を発進させろという。ゆっくり走り出して、すぐの交差点を右へ。と、そこに車が10台ほど止まっている駐車場があって、ここに停めると、ズボンのチャックからチ○コを引っぱり出し、いきなりカポカポ。
「あぁん、シルビア、気持ちいいよぉ。そんなにやったらすぐ出ちゃう!」
ドクッ、ドクッと、2~3分でお口の中に出したのですが、さて、このザーメンは?
シルビアちゃん、窓をウィーンと開けて、顔を出し……。
「ペッ!」
おおっ、ポチョンとコンクリートの地面にはりついて、プヨプヨしているマイ・ザーメン。
その後、彼女(?)たちとはすごく仲良くなり、仕事終わりに一緒にカラオケに行ったり、飲みに行ったりとよく遊びましたが、やっぱり向こう(母国)でも同じようなことをしてたみたい。本当は、ショーパブで働くのが夢だと話していました。2カ月ほどでどこかへ消えてしまいましたが、今は何をしているんかね?
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【第2回】 エロ・パンデミック前夜(1979年)
【第3回】 ビニ本全盛期、B5判64ページのロマン!(1980年)
【第4回】 激情のエロス、ストリップ劇場(1981年)
【第5回】 ハッスル、ハッスル! ピンサロ・マニアへの道(1982年)
【第6回】 ビニ本、裏本、裏ビデオの女王、田口ゆかり!初期裏ビデオ・ブームの到来(1983年)
【第7回】 ニッコリ笑顔でポロリ 風俗業界に射した光(1983年その2)
【第8回】 AV革命! 本番OK・女優売りビデオの登場
【第9回】 「ハッピャクエン!」出会いの花形舞台、テレクラ・ブーム
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