海外発:ウソのようなホントのニュース

レズビアンが精子バンクの在庫を空にしちゃった!

seishi.jpg※イメージ画像 photo by Foxtongue from flickr

スウェーデン発:

 スウェーデンで、レズビアンカップルの人工授精希望者が近年急増したことが原因となり、精子バンクの供給が需要に追いつかず、関係者を当惑させている。

 ヨーテボリ市のシャルグレンスカ大学付属病院では事態が深刻で、人工授精による妊娠を希望するカップルは、治療まで18カ月も待たなければならない。

「Gothenborgs-Posten」によると、この現象は、2005年にスウェーデンで法改正が行われたことにより、レズビアンのカップルが合法的に国内の病院で不妊症治療を受けられるようになったことで起こったという。それまでは、人工授精法を使っての妊娠は、異性同士のカップルにのみ認められていた。

 シャルグレンスカ大学の不妊治療専門家によると、法改正のために人工授精希望者が2005年以前より「少なくとも25%」アップし、現在は希望者のカップル90組がウェイティング・リストに登録されているという。もし新しく精子が供給されても、人種や他の遺伝子的傾向の問題もあり、需要側と供給側のマッチがそう簡単に進むわけでもないらしい。

 しかし、精子不足の理由はレズビアンのカップルだけではないという。「The Register」によれば、スウェーデンでは精子バンクの精子で受精して生まれた子供であっても、18歳になると自分の「父親」の素性、すなわち精子のドナーが誰なのかを知る権利があるといい、それが男性の足を精子バンクから遠のかせる一因ともなっている。よって、在庫は古くなるばかりで、新鮮な精子が集まらないのだ。

 精子を寄付してから20年近くたって、忘れたころに知らない子供が自分のドアを叩く可能性を考えると、男性が恐れをなすのも無理はない。国民の権利にかけては先進国のスウェーデン、人工授精用の精子は国外からの輸入に頼るほかはないのだろうか。
(文=相馬佳)

 

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