5月初旬、AmazonのアイドルDVDランキングに異変が起きた。名だたるメジャーアイドルたちを押しのけ、無名のロシア人モデルのイメージ作品『西欧ブロンド着エロ倶楽部 ユリア 18才』(写女)が第1位にランクインしたのだ。しかもそこから現在までの2ヶ月以上もの長期間、常にベスト10位以内をキープし続けているという。これまでにも無名の白人美少女をモデルとした写真集やDVDは定期的に発売されていた。が、一体何故、この作品だけが突出して売れ続けているのか。撮影を担当した小久保洋氏はその理由を「単純にルックスが極めて良い美少女が、着エロという過激な演出に挑戦したからでは」と分析する。
「白人少女というジャンルに日本独特の文化である”着エロ的演出”を意識的に持ち込んだのは我々がほぼ初めてでした。ロシアでは”着エロ”自体がそもそも存在せず、着衣でなければヌードかポルノ、という区分になります。つまり『手だけで胸や股間を隠す』『ソーセージを咥える』といった、その中間のギリギリの表現、というものがない。日本のメーカーも、そこには目をつけて来なかった。加えて、モデルの質が抜群に良かったこと、ですね。ユリアは日本人受けする幼い顔立ちをしていますから」(同)
元来、白人少女ものというジャンルはAVやヌード写真集業界内でも息が長く売れ続ける、という傾向があるという。
「数年前の作品でも常に一定した注文があるんですね。ではそれを着エロでやってみようということで始めました。でも、まさかここまでの反響を頂けるとは……完全に想定外です(笑)。しかし、Amazonで売り上げNo.1になるほどの大きな注目を集めた一番の功労者は、大手個人ブログさんですね。何度も自分のブログにリンクしてくれて、それにより口コミで作品の良さが広がったんだと思っています。ネットでの口コミが大きな流れになり、それが販売数にダイレクトに繋がるというのは、アイドル業界ではリア・ディゾン以来の動きだとも思います。とにかく大手個人ブログさんには、メーカー共々、感謝の気持ちでいっぱいです」(同)
今月初めにも、前述モデルのユリアによるアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』のキャラクター・綾波レイのコスプレをした画像が小久保氏のブログにアップされ、その余りの美しさが評判となり、アクセス数が跳ね上がったことがあったそうだ。
「彼女って『アニメに出て来そうな綺麗な金髪美少女』というイメージなんですよね。この子のルックスならイケる!という確信がありました。もちろん反発も予測していましたが、でも『綾波ではないけど、これはこれでいいよね』という反応も多く、嬉しかったです」(同)
今月24日には続編『西欧ブロンド着エロ倶楽部 ユリア2』の発売が予定されており、予約数だけで既にAmazonアイドルDVDランキングの3位にランクインしている状況だ(7月9日現在)。”ロシア美少女着エロ旋風”がどこまで続くのか、アイドル好き、イメージDVD好きなら要注目!
本人も想像しなかっただろう
カメラマン小久保洋氏のブログ:満茶フォトログ
第2のリア・ディゾンになるかはアナタ次第だ!
(岡島紳士/アイドルゴシップクリッピング)